これからの時代を言葉でつむぐビジョナリ―ブロガー

社員を、主体的に働くのではなくて受動的に働く人としてしか認識しない企業が多い

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ちきりん氏が、とある対談で、こんなことを言っていました。

社員を、主体的に働くのではなくて受動的に働く人としてしか認識しない企業が多い

それに対して、対談相手の方のコメント。

自分たちが社会の中でどのような価値を生み出していくのか、そのために社員とどうコミュニケーションをとっていくのかということを真剣に考えている会社は少ない。

(元記事はこちら。)

これ、すごくしっくり来ました。
というのは、僕の学部のときの同期から聞く話をもとに考えているのですが、周りでは、今の会社に対して不満を持っている人がすごく多い。その原因にはいろいろあるかと思いますが、その一つには、主体性を発揮することができない、ということが言えるのではないでしょうか。僕が通っていたICUという大学の学生は、それこそまさに主体性のかたまりみたいな人がわんさかいて、自分の思うことは遠慮などせずしっかりと主張する、という風土があったように思います。そんなICU生が就職活動を迎えると、「あんまり思ったことをずばずばICUの感覚で言っていると、生意気なやつだと思われるから注意しろ」みたいな話が出るくらいです。

そんな彼らが、いわゆる日本の大手企業に就職したとき、どんな事態に直面するのか?その会社にしたということは、少なからず、その業界に興味があったからなのでしょう。ただ、業界うんぬん以上に、主体性のある人間?自己主張の強い人間?にとって、やりづらさを感じるのは、自分の考えを率直に話し、フラットの関係の中で議論することができないこと、にあると思います。どんな会社だって、欠点はあるんです。それは当たり前です。ですが、そんな欠点も、主体性のある人間、当事者意識を持つ人間が二人でも三人でも集まれば、それも大した問題にはなりません。根本的な問題は、そもそも、そういった自由な議論ができる環境がないことではないでしょうか。これまで前のめりな生き方をしてきた人間にとっては、そもそも、自分の意見を聞いてもらえない、自分に裁量権がこれっぽっちもない、という状況は、会社の事業うんぬん以前の問題で、社内のコミュニケーションの部分でひっかかりを感じてしまうのではないかと思います。

「早期退職する若者」という言葉で批判されがちな昨今の若者ですが、僕は企業内のコミュニケーションのあり方、意思決定権のあり方自体を問い直す必要があるのではないかと考えます。みなさんの企業や組織は、主体性のある人間が生きやすい環境でしょうか?就職活動をしている学生のみなさんにとっても、自分は前のめりだ!という方は、その会社の事業内容もそうですが、どれほど自分の意見が反映され得るのかを確認しておくといいかもしれません。意外とそういう部分って大切だと思います。

では、今日はこれまで。

【参考書籍】



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