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タイ国の真実らしきもの その37 日本の被災とタイ人の考え2

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 日本の被災について、タイ人のやさしさを前回書きましたが、タイで出版の雑誌にタイ人の日本人に対する考え方が書かれていました。
 内容は、

 日本の大震災で我々は信じられない光景を目撃した。
 大惨事の状況でさえ、日本人は助けあうのだ。
 日本人ほど道徳心に富んだ人種はいない。
 もし、我々が日本のような大惨事にあったら、必ず、略奪や暴行など、本来隠している欲望が前面に出て、日本のような災害時に冷静で周り者を助け合うことができるとは思えない。
 そして、他の国のほとんどの人々が同じではないだろうか。
 復興に対しても、援助物資を独占することなく、冷静な対応が行える。
 もしかしたら、今日死ぬかもしれないと考えれば、誰もが冷静にはなれないはずだ。
 もちろん、どの国にも道徳心の強い人々はいるだろう。
 しかし、ほとんどの日本人が冷静な対応を行っている。
 驚嘆すべきことだ。

 こんなことが書かれていました。
 まあ、大災害のあった日本ですから、お世辞という意味もあるのでしょうが、うれしい文面でした。
 日本人としては誇らしいのですが、日本人が普通にできることが世界では驚嘆する事実だったりします。
 例えば、行列です。順番待ちで日本人は、誰にも誘導されなくても、人の迷惑にならないように一列に並び、騒ぎもしません。たったこれだけのことが、私の行ったいくつかの国では出来ていないようです。
 段々日本の道徳心も薄れてきているようですが、今後も世界に誇れる日本の心を残せたら良いですね。


 今日はここまで、またいつか御会いしましょう。

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