セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

何故訴追は難しいのか?

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森友問題で、大阪地検は国有地売却の値引きと改ざんに関して不起訴との判断をしたとのこと。もちろん刑事訴追については、個人の人権にかかわることでもあるため、厳しい要件が課されていることは理解できる。だが、報道を見る限り、学園側からの損害賠償請求を回避する目的があったので、故意とは言えないとの説明だ。損害賠償請求を起こされる可能性のある行為を行い、それを避けるために値引きをしたら、値引き自体が目的でなく国を守るためとなる、というのが理解できない。

事はどうあれ国家の財産を不当な価格で売却するという行為を行ったのは事実であり、且つ訴訟リスクがあったとしても、そのリスクを惹起したのも自らだとすれば、明らかに保身行為でもあり、不起訴の理由にはならないような気がする。

とにかく加計、森友両事件には、あまりに不自然な点が多すぎる。時の権力に追従するような司法は要らない。このような事態こそが、我が国の法治国家ではない所以ではないのか?報道も、わかったふりをして言いなりになる、これで本当に良いのか?民間企業は、財務諸表などであれば、虚偽記載は会社法上の処罰がある。これに対して行政に対するこのような甘い対応こそが、三権分立すら成立していない我が国の実態を表しているのではないか?

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