セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

世界はどこへ行くのか?

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米国では、対話路線の高官が次々と解任される一方で、北朝鮮との協議が進むかのように見えているが、今の大統領だと何が起きてもおかしくない。一方で、欧州ではスパイ襲撃、更に大統領選介入で米国が対ロシア制裁、貿易関連でも対立が目立ち始めている。20世紀の2度の大戦を経て、様々な努力をしてきた人類だが、結局対立構造にしか戻れないのか?

偶々親しい友人の話を聞く機会があった。ルーマニア人なのだが、そもそもルーマニアは第二次大戦で日、独、伊の同盟にドイツへの資源供給などで関与しており、その後戦後の欧州、ドイツ分割の中で、日本が唯一米国の庇護の下成長を続けたことについて、批判的な人が多いとのこと。ルーマニアが同盟国だったことも知らなかったので、驚いた。

東西冷戦構造が崩壊する直前の街の写真を見ると、ちょうど大戦後の東京のよう。それが30年で大きく変化した。私も昨年訪問したClujというトランシルバニアの都市は、ルーマニアの第2の都市だが、昨今は欧州のシリコンバレーと呼ばれ、IT関連の企業がどんどん生まれ、或いは集積している。国や大学などの教育機関の努力もあったが、外資も含めた産業の積極的な投資も大きな貢献をしたようだ。

元々共産国家で、貧困もひどかったと聞いたが、まさに戦後の日本の復興を見るかのようなストーリー。そして、今も若者たちが新たなコンセプトで企業を立ち上げているという話を聞くにつけ、我が国が高度経済成長を終えた以降どうなったか、と思い起こしてしまう。世界情勢は不安定な気はするが、それよりまず我々が社会に、そして世界に何が出来るか、そのような心持を持って、前へ進んでいく社会はどうしたら作れるのか?文書改ざんなどをしているときではないだろう。

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