セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

人類の進化?

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先日ちょっと仕事をお手伝いしている組織体の、厚労省の法律および指導に伴うストレスチェックという業務に若干関与した。そもそも50-60程度の質問に対する回答で何が分かるのかとも思うし、確かに昨今我が国の国民が精神的に弱くなってきているような気がするので、その部分に対する配慮が必要なのは分かるが、パターナリズムの行き過ぎた我が国で政府は随分余計なことをするんだな、というのが正直な感想だ。

特に、特定の業種では、高ストレスと判定される人の比率が10%を超えたりするようで、その場合本人の希望にはよるが医師の面談につながるものでもあり、すると更に組織には負荷がかかるし、「お前は高ストレスだ」と宣言されることで、更にストレスが高まることはないのか、という気もする。

考えてみると、自分が生きてきたわずか60年程度の期間を見ても、そして日本という極めて限られた人種・空間においても、人間が精神的、肉体的に変化してきているように感じる。もちろん、何でもネットに上がり情報が即座に流れる時代である現代と単純な比較は出来ないと思うが、イジメ、猟奇的な殺人、幼児・児童虐待、保険金殺人、警察官や教師の性犯罪など、私が若かった時代にはあまり見聞きしなかった事件が増えており、日本人の人間としての特性に変化が見られるのではと思うのだ。

同じことが、ストレス耐性についてもある程度言えて、恐らく昔はもっとハードシップが高くても何とか生き抜いてきたと思う。イジメはも今ほど陰湿でしつこいものではなかったように思うがあったとは思うのだ。また、確かに労働者を無理に長時間働かせることは、労働者の権利を侵害するものではあるが、私が若いころは長時間働くことは当然だったし、それは自らの成長にもつながるものだったのも事実だ。

もちろんこれは高度成長の中で、先に様々な可能性が見えていた、報酬も伸び続けたという条件があったのは事実だが、やはり声高に権利だけを主張し、人間として生きる上で人への配慮とか思いやり、更には地域や周囲に対する責任には頬かむりをしながら、残業代だけはきっちりと要求し、転職時に有給消化をしていく人々の考え方は理解できない。

よく、小学生の体位などについて、歴史的な変遷が新聞報道されるが、精神科学、心理学などの分野で、例えば戦後の我が国の国民の変化、更には世界の人類の変化、などについて頭書のストレスチェックの観点でも良いが、統計などで観察し、その原因を追究することは出来ないのか?テレビやインターネット、ゲームなど、明らかに人の心理状態に影響を与える因子はあると思われ、一見便利な世の中が、人類の精神的安定や発達にはマイナスに働いている、というような結論が出るような気がしてならない。

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