お客様や部下への接し方を、自分の大切な守るべき人(幼児や高齢者など)に置き換えて考えれば、サービスやリスク回避のためにできることは、まだまだあると思います。コンシェルジュ的発想で「おもてなし」を中心に、気づきを綴ります。

色で簡単にサイズ測定!ヤマト運輸のメジャーの素晴らしさ

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荷物を宅配業者を使って送ろうとする場合、
通常、荷物の大きさと重さの計測によってサイズが決まり、運賃が算出されます。
添付写真は、ヤマト運輸のメジャーです。
片面は普通のメジャーですが、もう片面は、サイズごとに色分けがされているので、
荷物を計測をする人は「縦横奥行の合計が何cmか」ではなく、
「縦横奥行の合計が何色か」を見るだけで、荷物のサイズを区別できます。

宅急便メジャー宅急便メジャー2


写真がありませんが、荷物の重さを計測する秤にも同じ工夫がされているので、
「何グラムか」ではなく、「何色か」を見るだけで良いのです。
これを考えた人は、本当にすごいな~と思います。

もしこれが普通のメジャーだったとしたら、

「87cmは、100cm以内なので、100サイズ」
「135cmは、140cm以内なので、140サイズ」
「142cmは、160cm以内なので、160サイズ」

87を100と読み替えるのに必要な時間は、
わずかコンマ何秒のことかも知れませんが、
たとえ無意識であってもストレスを感じてしまいます。
そもそも、読み替えは混乱の元になります。
それよりも、「メジャーが赤色。本体を見ると、赤色は100サイズのこと」という、
赤=赤=100と考える方が直感で判断できるため、ストレスもなく、
考える時間の短縮とミスの軽減、ひいては経費節減にもつながっているはずです。

一昔前は、顧客の電話番号を覚えている先輩が尊敬されましたが、今でも、
仕事上で必要な情報を丸暗記することがスキルだと考えている人は多いように思います。
しかし、限りある脳内の引き出しなのですから、
闇雲に情報を詰め込もうとするのではなくて、
必要な時にその場で確認できる仕組みづくりを考え、
誰もが短時間に正確な処理ができるように環境を整えることに、
これまでの知識と経験を活かして欲しいと思います。

お友達に電話を掛ける時、暗記している電話番号をその都度、入力していますか?
名前をタッチするだけで電話を掛けることができるスマホの機能も、
うろ覚えによるミスを防ぐことができる、
「無理に覚えなくて良いシステム」のひとつですね。

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