お客様や部下への接し方を、自分の大切な守るべき人(幼児や高齢者など)に置き換えて考えれば、サービスやリスク回避のためにできることは、まだまだあると思います。コンシェルジュ的発想で「おもてなし」を中心に、気づきを綴ります。

浴衣を着て伊豆伊東「松川タライ乗り競争」を見にいらっしゃい

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私の住んでいる静岡県伊東市で今度の日曜、
※7月5日9時40分~12時30分 ※荒天の場合は7月12日に延期
  開催可否につきましては、伊東観光協会ホームページ上で午前8時頃に掲載予定
※7月5日(日)11時追記: 
  あいにくの雨で肌寒い中ではありますがパワフルに開催中だそうです。

ユニークなタライ乗り競争が行われます。
笑顔あふれるイベントなので、ぜひ、お越しください。

日本でも洗濯機が使われ始めて50年以上が経過し、
全自動も当たり前になっている今の時代、
タライ自体を見たことがない人は多いと思います。

競技は、温泉旅館で浴衣を洗うのに使っていた大きな木製のタライ直径1m・
深さ30cmに乗って、両手に持った大きなしゃもじでバランスを取りながら、
水上を進んで行くというもので、毎年7月の第1日曜に開催され、
今年で60回を迎える伝統行事です。
松川タライ乗り2.jpgタライ乗りは、簡単そうにも思えますが、実はそうでもなく、
乗り込む前から川に落ちてしまうこともあります。

聴くところによると、タライには、やや前傾姿勢で座るのがコツらしいです。
しゃもじとしては大きいのですが、櫂の代わりにするには小さくて、
なかなか思うように進みません。
ともすれば、ぐるりと後ろを向いてしまうこともあります(笑)

レースは、子供・国際・観光客・団体などに分かれていて、、
仮装やフェイスペイントをする参加者もいて、
声援もにぎやかで、見ていて楽しくおもしろいイベントです。

タライ乗り7.jpg

会場となるのは、
伊東駅から駅前いちょう通りを直進、徒歩で10分の松川(伊東大川)。
いでゆ橋から出発し、大川橋をくぐり、松川藤の広場前までの400mです。

川を隔てて見える風情ある木造3階建ては「東海館」。
こちらは、昭和3年に建てられた旅館ですが、
現在は観光文化施設(伊東市指定文化施設)として生まれ変わりました。
毎月第1月曜日には、有志ボランティア「東海館みがき隊」によるお掃除が行われ、
街の観光のシンボルとして大切にされています。

5月の伊東祐親まつりも、この東海館をバックに水上舞台で薪能が行われ、
8月の按針祭花火大会で最もにぎわうのも、この川沿いです。
浴衣が似合いそうなところでしょう?

タライ乗り5.jpg

東海館は、当時の職人にその腕を競わせてつくったとも言われています。
玄関の頭上にある唐破風(とうはふ)にはじまり、
客間の障子の繊細なデザイン、階段や廊下に使われている高級な木材など、
随所にこだわりを見ることができます。
これらは、コミック「テルマエロマエ Ⅳ」(4巻)の中にも出てきます。

タライ乗り4.jpg

館内の見学は、大人200円です。ぜひ、ご覧になってみてください。
(9時~21時。毎月第三火曜日休館。祝祭日の場合は翌日休館)。

玄関の大きなガラスの引き戸を開けると、左手に帳場(フロント)。
足元には敷き詰められた玉石。
スノコの上で履物を脱げば、下足番が預かってくれそうな雰囲気。
客室の入口には屋根が付き、廊下には飾り窓があって、戸建風。
大広間を見れば、芸者さんのお囃子に華やかな踊りと衣擦れの音、
黄色い声に手拍子の宴会ソング、大きな笑い声が聴こえてきそうです。
窓辺に視線を移せば、欄干に腰掛けて通りを見下ろし、
夜風に酔いを冷ましている様子が思い浮かびます。
エレベータもない当時、
狭い階段を行き来して、重いビールやお料理を運んでいた仲居さんたちの、
忙しそうな足音が聴こえて来そうです。

1階には喫茶室もあり、
松川の鯉や鴨の姿を見ながら、のんびりとくつろぐことができます。
また、日帰り入浴(大人500円 土日祝日11時~19時)も利用できます。
小さなお風呂ですが、もちろん、源泉かけ流しです。

3階には、地元の彫刻家、重岡健治氏の作品が多数展示されています。
4階にあたる望楼(ぼうろう)から街を見下ろし、ノスタルジーに浸ってみませんか?

伊東観光協会:第60回松川タライ乗り競争

伊東観光協会:東海館
 
facebookページ「電車で行く伊東」 

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