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フィギュアスケート ジャンプの見分け方

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ソチ・オリンピックが始まりましたね。団体初戦の羽生選手の素晴らしい演技に早くも感動。今回は、本当に楽しみです。

私は、フィギュアスケートの全体的な美しさが好きで見ていたので、ジャンプや評価基準についてはよく分かっていない点もあり、フィギュアスケートに詳しい友人に聞いてきました。

ジャンプは、6種類あります。上から順に難しいとされており、基礎点が高くなります。これにさらに回転数が付き、難易度が変わっていきます。
1.アクセル
2.ルッツ
3.フリップ
4.ループ
5.サルコウ
6.トウループ

簡単な見分け方の映像がYouTubeにありました。唯一前向きに跳ぶアクセル・ジャンプがまずは見分けるのに簡単ですね。あとは、大きく片足のエッジで跳ぶものともう一方の足のつま先で蹴り上げるタイプの二つに分かれます。見分け方が難しいのは、ルッツとフリップ。スケート靴のエッジの向きが内側外側のどちらに乗っているかの違いがあり、これを見極めるのは難しいですよねえ。たまに解説者が「ロングエッジ」と言っているのはこのことで、入り方を間違うと減点されてしまいます。
フィギュアスケートのジャンプは、同じものを同一プログラム内で2回跳べないなど規定があるため、加点が高いジャンプを失敗すると総合の点数に大きく響きます。

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実際の映像を使って、説明しているサイト「フィギュアスケートガイド」もありました。こちらは、スローでも再生できじっくり勉強できます。(笑)

また見ていて分かりにくいのが、完璧に演技した選手より、2回も転んだ選手の方が点数が高いケースです。これは、もともとのプログラムを難易度の高いジャンプを中心に構成を組んでいるので、既に基礎点が高く、1、2回の転倒の減点では順位が逆転しない場合があります。特に4回転、3回転ジャンプでは、きちんと回りきってからの転倒かどうかで大きく点数が変わります。転倒の減点は、1点ですが、例えば4回転ジャンプが回転不足で3回転になると6点近く減点されます。技術点以外にも芸術や出来映えの美しさも加味されるので、ジャンプだけでありませんね。

最近は、テレビのdボタンを押すと、予定されているジャンプやスピンなどプログラム名を表示できるようになっていることが多いです。それと照らし合わせながら見るのもいいかもしれませんね。

ジャンプが見分けられると、見る楽しさがさらに広がると思います。見分け方サイトを集めてみましたので、どうぞ参考にしてみてください。

日本スケート連盟 フィギュアスケート技の解説 ジャンプの基礎

テレビ朝日 フィギュアの見方

フィギュアスケートガイド ジャンプ

MSN ソチ五輪 フィギュアの基本、6大ジャンプを学ぶ

どんな演技構成で何点取ったのかは、ソチ・オリンピックの公式サイトの「Schedule  and results」のページで分かります。

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