オルタナティブ・ブログ > 大塚秀樹の“マーケティングマインド”の醸成 >

技術で勝って、商売で負けていませんか?

運動会を海外に輸出できないか?

»

sports_meeting.jpg運動会シーズン真っ盛りです。毎日が天気とにらめっこですが。先週末は子どもの小学校の運動会で、今週末は学区内の町内対抗の運動会で大人も参加します。(筆者も競技にエントリーしています)

日本型教育の典型例でもあるような運動会ですが、アジア諸国の学校にも輸出できないのでしょうか?
協調性を養うのに非常に優れた行事だからです。

同じような興味関心事を書いた筆者の当該拙稿が以前にあります。

「日本型教育の海外展開官民恊働プラットフォーム」

文部科学省が立ち上げた「日本型教育の海外展開官民恊働プラットフォーム」は今年の8月にキックオフが開催されて事業が開始され、同省だけではなく外務省や経済産業省、教育関連企業などが窓口となるあらたな仕組みが始まっています。

当該プラットフォームのコンセプトは、
海外にはない日本独特の学校教育の方式、例えば運動会や部活動、教育カリキュラムなどを新興国に輸出しようというものです。

昨年の投稿時には今年度から動き出すとの触れ込みでしたので、やはり始まっていました。
具体的な輸出事例が欲しいところですが、まだまだ始まったばかりです。

これだけ昔から我が国も時代が変わり、個人主義の台頭などと言われていますが、今でも全国どこの学校でも昔と変わらず運動会を実施しています。

組み立て体操などの一糸乱れぬ統制の効いた動きを見ると、我々国民は子ども時代に協調性が見事に誰もが内面に刷り込まれているのだとあらためて感心するのでした。



Comment(0)