オルタナティブ・ブログ > 大塚秀樹の“マーケティングマインド”の醸成 >

技術で勝って、商売で負けていませんか?

子供の夢について語る前に必要なこと

»

children.jpgそろそろ子供の夏休みも中盤に差し掛かった頃でしょうか?半分が過ぎました。

毎年夏休みになると、子供について考える機会が多くあって、筆者の場合も例外ではなくいつも以上に子供の様子が気になるのです。

我々はどうして子供のことが気になるのでしょうか?
根底にはやはり、子供たちはすくすく育っているのか、学校は楽しいのか、将来の夢は、将来は幸せになって欲しい、といったことを心底から考えてしまうからこそ、彼らのことを考えるのでしょう。

親がよく自分の子供に対して語る言葉の中で、いつも引っ掛かる言葉があるので聞いていただきたいと思います。

「子供だけは幸せになって欲しい」「子供には夢を大きく持って欲しい」

こういったタイプの親から我が子への切なる気持ちが言葉となって表されることがあります。

ところが、筆者がこれらの言葉を聞くといつも思うことがあります。
・「子供に幸せになって欲しいのなら親こそ幸せにならないといけない」
・「子供に夢を大きく持って欲しいのなら親こそ夢を大きく持たないといけない」
といった意見を持ってしまうのです。

親自体が幸せでなければ当然、自分の子供に幸せになってもらうことができない。
子供は親の背中を見て育つ、と言いますので、夢を持っていない親の元で育つ子供も夢を持たない大人になってしまう、という考え方です。

夏休みは、花火を見る機会も多いはずです。
是非ともそういった親子の触れ合いの場を利用して、子供に対して自分の持つ夢を語って欲しいと思っています。

絶好の季節が今なのではないでしょうか。

Comment(0)