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お薦めの会議スタイルとは?

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management02.jpg世の中にはいろいろなスペシャリストや職業があります。会議コンサルタントもその中の1つかもしれません。

会議の進め方を指南する職業ですが、事前準備から実際に会議に同席もして方向性を適正化していくのです。
いわゆるファシリテーター的な役割を果たそうという訳です。

筆者は当該分野の専門家ではありませんが、会議のスタイルについて一応、意見を持っていますので本日はご紹介したいと思います。

基本的な考え方として、以下のような理想を持っています。

  • 出来るだけ短い時間で終わらせる
  • 事前の準備としてアジェンダをしっかり作ってメンバーと共有する
  • 冒頭での入り方に注意をする
  • 締めを大切にする

以上のような考え方を基本線に置いて、自社なりのスタイルを磨いていって欲しいのです。

会議の内容以外にお薦めなのが、スタンディングで行うことです。
立って会議を行うことには、利点が多くあるからです。
進行がだらだらしない、短時間で終わらせることができる、人との距離が近いので議論に集中できるなどです。もちろん、筆記するデスクの問題はうまく解決しないといけません。(それ用の高いデスクを用意する等)

さらに言及すれば、数多くの出席者の参加を理想としません。
あまりにも多過ぎると、進行や内容が散漫になってしまい、会議と言うより行事になってしまい効率がよくないからです。

そこで、あらためて提案をしたいのが、3人で会議をすることです。この3人という人数は理想です。
筆者は、以前の拙稿でも3人でチームを組むことの利点を書いたことがあります。
「3人のチームを作りなさい」2015.8.15
つまり、会議でも3人で行って欲しいと考えています。
なぜ4人では駄目なのか等の詳しい内容は上述の拙稿を読まれることをお薦めします。

ただし、もちろんセブンイレブンのように、週に1回、全国から店長が多く集まって、大会議室に入って会議を行うスタイルを否定するものではありません。これはこれで思想の共有を図ることができるからです。

自社に合ったスタイルを早く築いていって欲しいと考えています。


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