技術で勝って、商売で負けていませんか?

グーグルが進める自動運転車の開発

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Google02.jpgのサムネイル画像米グーグルは、ネットの世界にとどまらず、潤沢な資金をベースにしてさまざまな企業の買収や研究開発を進めています。

中でも、自動運転車の開発にはかなり積極的に取り組み続けてきました。トヨタ自動車などにも提携の話を持ち込んでいますがマイクロソフトと手を組むことでトヨタはやっていくようです。

グーグルにとっては、新しい技術や分野の事業に進出するには、当該分野で強みを持った企業を買収することがもっとも確実であることは百も承知です。
自動運転の分野でも的を得ていて、同社の持ち株会社であるアルファベットは欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との提携を決めたのです。

これまで市販されている自動車を自社で改造して実験車両にして、研究に取り組んできましたが、生産能力自体を持ち合わせていないグーグルにとっては、FCAのような完成車メーカーとの提携は、とても意味のある方向性であり、今後においてさらに自動運転車の開発を進めていくのには、心強い味方をつけたとも言えるのです。

グーグルという会社は、企業ブランド価値等のランキングでも、常に世界で上位にくる非常に評価の高い企業です。
ところが、実際に行っている事業の実態は、意外と簡単にひと言で説明できないところが、とても"らしい"ところです。

そのような存在であるグーグルにとって、自動運転をするクルマを製造するという事業の方向性は、彼らの存在感をより高めるようになることでしょう。

ところが同社の首脳はかねがね、製造業等のまったくの異業種への参入に対する可能性をことごとく否定してきた過去の経緯がありますので、今後、自動運転の分野での活動範囲には俄然興味の沸くところなのです。

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