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ルノワール展に想いを馳せる

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renoir.jpgオルセー美術館とオランジュリー美術館が所蔵する『ルノワール展』が国立新美術館で今月27日から8月22日まで開催されます。

ルノワールは日本人に人気の画家で、私の周りにも好きな人たちが多く存在しています。

ルノワールは印象派の中でもモネと並んでもっとも有名な画家であり、同派を代表する巨匠です。

流れるようで自由奔放な線や明るく多彩な色使い、豊満で官能的な女性の描写、さらに木漏れ日と光の関係を描写した探究心等、数多くの作品を残しました。

労働者階級出身のルノアールは、自らの名声や地位獲得にも貪欲で、パトロン獲得に精力を注ぎ、彼らの趣向に合わせる器用さも併せ持っていました。

「ムーラン・ド・ラ・ギャレット(の舞踏会)」は印象派時代の最高傑作との呼び声が高いのですが、今回の展覧会では初来日を果たしたのです。

筆者も会期中には最低1回は鑑賞に訪れたいと思っています。
今回のチャンスを逃すと、ルノワールのこれだけの規模の展覧会が次にいつ開催されるのか、それとも今世紀中は無理なのか、とまで思っているからです。


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