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ポジティブ果実のなる木

基本ポジティブな視点で、テクノロジーのこと、マーケティングのこと、その他いろいろ勝手にレポートしていきます。


最近よくチームワークについて考えています。
どうしたら1+1+1+1+1が5でも5以下でもなく、100にすることができるか、について日々考えています。
そしてそれは、私がボストンのインターナショナルなMBAプログラムで、チームワークということを徹底的に学び、経験してきたことが大きいです。

今でも強烈に覚えていて私の教訓となっている出来事があります。

それは、ビジネススクールの最初のオリエンテーションの後すぐあった、1日がかりのOutward Bound、というプログラムでのこと。
これについては、よく探したら当時もブログに書いていました。(「チームワークのスキルとは」2008/09/04

まだ出会ったばからの多国籍チームで、色々な課題に取り組んでいきます。
課題には、特別な知識が必要ではなく、ボールをいかに早くまわすか、とか、全員で目隠しして目的場所にたどり着くものとか、決められた予算でいかだを作るものとか、限られた時間の中で全員の協力とアイディア、モチベーションが鍵になる、それでいて楽しいものばかりでした。

各チームには、課題を出し、監督する専門の人が1人いるのですが、彼女は、課題を説明した後は、一切黙ってあとはチームでの動きを粒さに観察しているだけです。

最後に、その監督から言われた言葉が私に衝撃をもたらしました。細かい背景は忘れましたが、だいたいこのようなことでした。

とあるゲームの最中。各々がああだ、こうだ、と意見を言い合った後、「とりあえずやってみよう」の誰かの掛け声でまずやってみる。で、もっといい方法はないかをまた見直す。そんなことの繰り返しの中、ある男の子が言った提案に最終的にみんな「いいね」となって合意し、それを実践して時間が来て終了。なんとなく、満足感を持っていた私たちにその人は言いました。

「最後にD君が言った提案と全く同じことを、20分も前にLさんが言っていたのに気づいていた人いる?」

衝撃でした。
私はみんなが意見を出し合い、チームとして最高の結果を出した、と信じていたからです。

Lさんは、中国人の女性で、全体的に地味で、英語がとても聞き取りにくく、高校生だとしたら、クラスで全く目立たないタイプ。
一方、D君は英語ネイティブでかっこよくて、服装もイケてて、フレンドリーで、みんなに好かれる人気者タイプ。

会って間もない私たちは、知らず知らずのうちに、見た目や英語力だけで、Lさんを軽く扱い、彼女の話にちゃんと耳を傾けていなかったのです。彼女の話に真摯に耳を傾けなかったことによって、本来あったはずのチームのポテンシャルからして20分もロスしていたのです。

その後、学校生活が進んで行くにつれて、Lさんは数学や統計学の分野で、誰もが適わない天才的な能力を持っていることも判明しました。

私はそれ以来、全ての人が持っているであろうその人にしかない強みを発揮させることこそが、チームリーダーにとって最も大事なことだと考えるようになりました。様々な得意分野と苦手分野を持った人が、その得意分野を出し合うことによって、また、みんながそれを奨励し、認め合うことによってこそ、チームとして最高のパフォーマンスが出せるのだと思います。

あなたの会社にも、チームにも、Lさんはいませんか?
耳を傾けないことによって、力を100%発揮させていないことによって、失っているものはありませんか?


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Mamiko

最近、忙しい。「あー忙しい、忙しい」と言っている人に魅力はなく、私自身嫌なのですが、ついつい「忙しい」と言ってしまうほど、何かに追い立てられていました。この「何だか忙しい」という感覚って、つまりは、自分の中で時間管理や優先順位付けができていなくて、いつも気が休まらない状態のことで、ひとえに自分の至らなさのせいなのですが。

何で忙しいかというと、その理由の1つに、「会議が多くて自分の時間が取れない」ことがありました。
7月から組織改変があり、私も自分のチームというものを新しく持つようになったのですが、それ以降、とにかく会議が多いのです。
アイディアマンと自負している私は、「あれもやりたい」「これにも手をつけたい」というものが、次々に浮かんでいるのですが、じっくりと手をつける時間がとれずに会議への出席で一日の大半が終わってしまう。なんとなく「できなかった」という敗北感を持って、会社を出ているのですから、充実感がないのは言うまでもありません。

そんな中、日経ビジネスオンラインの「脱会議」という連載を読んで、はっとしました。
私は無駄な会議ばかりで不毛な時間の使い方をしているんじゃないか?
以前感じた日本の会社の会議に関する違和感、をすっかり忘れ、自分自身、会議依存症、になっていたのかもしれない、と思いました。

無駄な会議を減らすのは、①会議人数②会議頻度③会議時間、の3つの面から削減が可能ですが、今回は、私が一番の問題点だと思っている、「発言しない人が大勢いる日本的な会議」について話したいと思います。

なぜ発言しない人が会議にいるか、には2つ理由があるように思います。
そして、その2つとも、これからビジネスがグローバル化していく中では、残念ながら悪い意味での「日本的」だと思いますので、気をつけて改善する必要があると思います。これによって、外国人パートナーや関係者との間に溝が生まれてしまうのを実際に目にしています。

その①裏会議ケース

会議の前にすでに水面下で全て調整が終わっているから言葉を発する必要はないというケース。
つまり、会議で言葉を発しない人は、逆に裏ではものすごい力を持っていたりします。
どーんと座って、自分がすべて仕組んだようにコトが進んでいくのをただ見守っています。

問題点:
会議とは基本的に話し合う場なので、結論があるものは会議をする必要はないですね。
それどころか、そんなことを知らない若手のKY君が「いや、僕は賛成できません」と言ったら全力で丸め込まれる。お前が今さら言ったって、こんなのはとっくに決まっているんだ、と後から諭される。話し合いのプロセスはいつも裏会議にしかないので、社内の情報共有の面でも、社員の納得感が得られないのは言うまでもなく。また、KY君ではなく、外国人が入っても同じことになります。
会議=話し合いの場、ではないことにとまどう外国人は多いと思います。


その②無関心ケース

会議の議題に対して無関心なのだから当然言葉を発しません。必ずPCを持ち込み、メールへの返信や、下手するとFacebookのニュースフィードにコメントを書き込んでいたりします。

問題点:
これは個人の問題にも見えますが、結局は呼ぶ必要のない人を呼んでいるからこうなってしまう、という面において、会議の招集者の問題でもあります。もし、理由があって呼んでいるのであれば、それをちゃんと事前に伝えた上で、会議中にも発言を促す必要があるでしょう。このケースってすごく多いんじゃないでしょうか。
私も最初は「あの人ってなんで会議にいるんだろう」と違和感を感じていましたが、今となっては疑問を感じることさえなくなっているばかりか、私自身も無関心、になってしまっている会議がありました。
日本の会社はただ人だけがぞろぞろ首をそろえているが、言葉を発するのは下手したら1人だけ、ということが多い。なんであんなに人が来るのか?と外国人に言われたことがあります。
ひどいケースは、国際会議に出て寝ている日本人。
そもそも、「自分がその会議にバリューを提供する」「大事な決断に加わる」という意識がないから、そうなっているのでしょう。

会議参加者へ

余分な会議には呼ばれても出るのをやめましょう。
もし、情報共有だけが目的なら、あとからミニッツをもらえばいいのです。
もし必要メンバーなら、ちゃんと会議に貢献しましょう。貢献できないなら会議にいなくていいのです。

招集者へ

あなたが死んでいる会議、を生み出している張本人かもしれません。
会議を招集する時は、目的と進行について考えましょう。会議のゴールを決めておきましょう。
参加者の意見が割れた場合に、最終的にどう落とすか、の判断も事前にしておく必要があります。
全員一致までやめないのか、多数決で決めるのか、上司に最終判断をさせるのか?
この決定方法をきちんと決めた上で出席者も選ばないと、非常に会議が長引く可能性があります。

また、最後に、話はちょっと変わりますが、「とりあえずキーの人を全員集めれば、後は何とかなる」といった相談会スタイルの会議もやめましょう。往々にして、議論は堂々巡り、目的も不明確だし、結局、何を成し遂げたのかも何もわからないまま3時間も4時間も経過してしまうことがよくあります。

参加者としても招集者としても、まだまだ未熟ですが、今回は自戒を含めて、意味のない会議はやめましょう、と声を大にして言っておきます。

Mamiko

よく、私の仕事って何?って聞かれますが、一言で言ってしまえば、日本の中小企業の海外販路開拓支援サービス、ということになります。それを、中国の巨人アリババが築き上げたAlibaba.comという世界最大のクロスボーダーB2Bサイトを活用してやるところが特徴です。

インターネットのおかげで、世界中の人とコミュニケーションするために必要なお金や時間といった壁はかなり低くなりました。私がFacebookを通じて、毎日地球の反対側にいるような友達と普通に会話できるのもインターネットのおかげです。

世界はフラットになった。そして世界中の人が近くなった。これがグローバリゼーション。

でも、世界の人の英語力があがって、同じ情報が瞬時に世界を駆け巡るようになっても、「ローカル」の伝統や人々の意識・ロジック、好み、文化、は依然として、確かな違いとして残っていく。だからローカリゼーションはグローバル化された世の中においても非常に重要である、ということについて書いてあるのが、表題の「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのかです。

こちらは、日経ビジネスオンラインで「ローカリゼーションマップ」として連載されているものをまとめたものですので、すでに読んでいた方も多いかと思いますが、「なるほど」と思うことばかりで私が楽しみに毎回読んでいた記事の一つでもあります。

国や地域によって、独自の文化、考え方、価値観、ロジックがある、なんて、あまりにも当たり前に聞こえますが、これが意外と分かっていないことが多い。それは、アメリカにいた時の自分自身の経験でもありますし、今の仕事で企業をサポートしていてもとても感じます。

しかし、本当に海外にモノを売ろうと思ったら、やはり国内と同じコミュニケーションでは駄目です。メイクアップの例がとても分かりやすいですが、日本で重視されるのは、綺麗な肌、イタリアでは香り、などと、何を重視するのかの価値観が違っていたり、また、中国人が「しっとり」と思う保湿と日本人の「しっとり」は違う、など、言語の翻訳ではわからない違いがあります。

こういった違い、というのは、どんなに自分で理解しようとしてみても、なかなか頭で理解できないことが多いです。そんな話が「腑に落ちなくても従う」、パナソニックの欧州白物家電戦略」でも紹介されていますが、納得はできないが、ローカルなドイツ人の意見を最終的に聞くことによって成功した、という例です。

男と女が一生お互いを100%は理解できないのと同じで(笑)、外国人を理解しようと思ったら、現地の人に多く話を聞いて、「変な感じだけど、そんなもんか」くらいのスタンスで受け入れていくのがいいんじゃないかと思いました。

正直言ってしまうと、この本を読んだからといって、あなたの製品を海外でどのように売ったらいいのか、という答えは出ません。また、文中で「日本を出した方がいい場合」と「日本をあえて出さない方がいい場合」の例が両方載っており、また、現地の人の言うとおりにして成功した例と、相手の意見を聞きすぎて伝統を壊してしまった失敗例も両方あり、いったい何が正解なんだろう、と本当に悩むところだと思います。

しかし、せっかくのインターネット時代。まずは多くの人と交流し、多くの情報を集め、ローカルの人の嗜好、ロジック、生活様式を理解しようとするところから始めればいいのではないでしょうか。仮説を立て、それを検証し、また仮説を修正する、といった作業を繰り返し繰り返しやっていくことが、最終的な成功への確実な道筋のように今は考えています。

日本の企業の製品がもっともっと海外市場で受け入れられていくように、私も自分の仕事に全力を尽くしていくのみです。

Mamiko

皆様、大変ご無沙汰しております。
早、一年以上休眠しておりましたが、この度、またブログを再開することにしました。

言い訳になりますが、ブログを更新しなかった理由は、「書くことがないと思っていた」からです。
このブログを始める前、私は5年間半ほどPRのコンサルタントとして働いていました。当時は、毎日大量のニュースに接し、多くの人に会い、話をし、メッセージを組み立てる日々で、まだほとんどの人が知らない最新の情報に最前線で接しているという感覚がありました。また、その後、留学した後は、常に新しい情報、学び、経験があり、それをブログに書いてきました。

しかし、2010年2月に再就職してからは、日々のインプットは新聞やネットなどの「普通の開示情報」しかなく、自分の仕事に直結した「貿易」や「中国」といった分野に特別な専門知識があるわけでもなく、業界俯瞰もできず、本当に「何を書いていいのか全くわからない」という状態で、ブログ継続を悩んでいました。私が書けるようなことは誰もが知っていることばかりだし、そんなものを書いても何の読む価値もないだろう、と思っていました。

そんな私がこの度、「やっぱりもう一度ブログを書いていこう」と決意したきっかけは3つあります。

きっかけその①
佐々木俊尚さんの「キュレーションの時代」を読んだこと。

この著作を読んで、私がこれまでいかに「みんなの知らない情報の発信」に無意識に重きを置いていたかに気づかされました。
でも、ブログの価値は、自分の知らない情報を手に入れることだけではないですよね。○○という経歴で○○という立場の某氏何子さんが、みんなが知っている○○という事象について「どう考えたのか」ということがブログの価値になっていることも多い、ということに気づいたのです。

それならば、私にも書くことはあるかもしれない、と思いました。
私のブログには目新しい情報はゼロかもしれない。でも、読者が考えなかった新しい視点や感想、がもしかしたらあるかもしれない、と考えることができるようになりました。


きっかけその②
アウトプットの習慣が大事、と気づいたこと。

ここ一年、ブログを書かないようになって、あとは職場での役割のせいか、全体的にアウトプットの機会も量も大きく減っており、またアウトプットの相手も、ほとんどの場合、社内の人間に限られていました。そんな中で、いざ重要な場面でアウトプットが必要になった時に、どうもアウトプットの質もテクニックも低下しているようなもどかしさを感じました。
やはり、運動と同じで、毎日ある程度、意識してアウトプットの訓練をしていないと、運動神経が鈍くなるのではないか、と思いました。文章力もその一つですし、スピーチもそうです。

また、アウトプットが必要なくなると、それに合わせてインプットの質も低下すると感じています。
いつでもアウトプットを意識することで、より質のよい、濃度の高いインプットができる。
そこで、ブログを書くことを決め、その上で今の自分のインプットも改善していきたいと思います。


きっかけその③
部屋の整理で記憶力の衰退を感じたこと。

私は小説からノンフィクションまで、本を読むのがとても好きなので、家にはすぐに大量の本が溜まってしまいます。一部の解説本を除いては、私は同じ本をもう一度読み返すことがほとんどないため、一度読んだ本は、友達にあげるか、ブックオフに売るなどして、部屋のスペースを確保しています。

先日も、また文庫と単行本合わせて40冊くらいまとめてブックオフに持って行こうとしていた時のこと。「あれ、そういえばこの本ってどうだったんだっけ?」とふと思って、とある本のページをめくったら、読んだ覚えのない文章。結局、読まなかったんだったっけ?と思って、さらに読み進めたら、いや、やっぱりこの内容は一度読んだ、と思うに至りました。そこで、おかしいなと思って他の本もぱらぱらとめくっていたのですが、かなり記憶が薄れていて、自分の記憶力の衰退ぶりに愕然としました。

今後は読んだ本について学びや感じたことがあれば、それを記録に残そう、と決意した次第です。
このブログでは、書評と称して、自分の読後感想を備忘録代わりにつけていきたいと思います。


言い訳のような、ただの独り言のようなエントリになりましたが、ちゃんとブログを書く習慣を取り戻してから定例会にも顔を出したいと思いますので、また今後も宜しくお願いします。



Mamiko

昨晩、TSUTAYAでドキュメンタリー映画「アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~」(公式ページ)を借りて観ました。

既に昨年映画で観た方もいらっしゃるでしょうが、これは、カナダのヘビメタバンド「Anvil」のドキュメンタリーで、2008年にサンダンス映画祭でプレミアム上映され、2009年10月に日本で全国ロードショーになった映画だそうです。
(以下、ネタバレ注意)

私にとってはヘビメタという全く関わりのなかった世界の映画で、84年に日本にも来たヘビメタバンドのことなどは知る由もなかったわけですが、この映画を観て、いたく感動し、また、ビジネスマンとして色々考えさせられることがありましたので、まだ観ていない方のためにぜひここで紹介したいと思います。

まず、この映画を観ての一番感動することは、アンヴィルの彼らの音楽に対するひたむきに取り組む姿。また、幼馴染でもあるリップスとロブの深い絆。それを影で支える家族。

84年に東京で行われたSuper Rockのコンサートで、彼らは激しく斬新なスタイルで観客や音楽界に衝撃を与えました。その後一流になっていったミュージシャンたちも、彼らは本当にすごい、と大絶賛。にも関わらず、その後、全く目が出ず、音楽の表舞台からは忘れ去られていきます。

「なぜ、Anvilだけが売れないのか?」

この映画を観ながら、そんな疑問を抱きます。

素晴らしい才能を持っているのになぜ?

カナダ人だから?
マネージメントが悪いから?
デビューの仕方が悪かった?

これって音楽界だけじゃないですよね。
「これは素晴らしく画期的なテクノロジーだ」
「素晴らしいプロダクトだ」
と言われながら、結局一瞬のブームで消え去っていくもの。

逆に、たいしたことはなくても、プロデュースや時期、運が良くて、大ヒットを飛ばすもの。

なぜ?なぜ?なぜ?

彼らと一緒に、この不運、このプロデュースの失敗、外れてしまったスター街道を思いながら、それでも必死で生活し、めちゃめちゃなコーディネートで欧州ツアーに臨んでいく彼らのフラストレーションとピュアな気持ちにすっかり感情移入。

駄目なんだよ、素晴らしいプロダクトだけじゃ。
そもそも人の目に触れず、耳に入らなければ、どんな素晴らしい音楽も意味がない。

成功して欲しい、成功して欲しい。

彼らは絶対に夢を諦めきれず、姉から借金までして13枚目のアルバムを製作。そしてそれを色々なレーベルに封筒に入れて持って行きます。

が、山と詰まれた封筒に埋もれたCDは、実際に聞いてもらえることさえほとんどない。
(なんだかここで読まれることもなく編集部に積まれたプレスリリースを想起)

駄目なんだよ、そのやり方じゃ。

そう、この競争が激しい音楽業界の中でブレイクするためには、正攻法で攻めていてもすごく厳しい。

「もう無理だよ」

なんどその言葉が頭をよぎったことでしょう。

でも諦めなかった彼ら。努力をし続け、アルバムを出し続け、自分たちを支持してくれるファンへの感謝を忘れず、ただひたむきに音楽をやり続けた。

彼らはマネジメントが悪かったけれど、それでもプロダクトを作り続けた。
信じて信じて作り続けた。

こんな彼らの境遇とひたむきに努力し続ける姿は、ビジネスマンにも共通のものがあると思いました。


なんと、彼らは今週末から来週にかけて来日するようです。

「ドキュメント映画が話題のアンヴィル、DVD発売とともに来日」(MSNニュース)

ツアーの日程は4月19日(月)・20日(火)渋谷CLUB QUATTRO、4月21日(水)心斎橋CLUB QUATTRO、4月22日(木)広島CLUB QUATTROの3ヶ所4公演。

興味のある方は是非。

Mamiko

先日オルタナ定例会の時にじゃんけんに勝ち抜き、竹内義晴さん著の「『職場がツライ』を変える会話のチカラ」をいただきましたので拝読しました。

ちなみに、ばんちょ~が「職場がつらい人はどうぞ」をおっしゃっていましたが、私は別に職場がツライわけではありません、一応。

でも、職場がツライ、もしくは、うちの職場ってなんか暗い、人間関係がぎすぎすしている、なんとかしたい、と思いをお持ちの方にはぴったりの書ではないかと思います。また、実は私自身、4月1日付けで所属部署が異動になり、同じ社内とはいえ、新しいチームで仕事していくことになりましたので、これから新しい環境で円滑な人間関係を築いていくのに参考になりました。

1.自分だけじゃない、たくさんの人が同じ悩みを持っているのだということ
以前、職場の人間関係に悩んだ時に、社外の友達に相談したところ、意外にみんな同じようなことで悩んでいるんだ、と気づき、それだけで気持ちが楽になりました。それからは、私と同じ問題を抱えた人はどうやって解決したのか、と積極的に情報収集をし、気持ちを切り替え、立ち直ることができました。

今回も本書を読んでいて、「あるあるあるある」ってことが満載。まずは、自分の直面している問題って、自分が特別変人もしくは自分の周囲だけが宇宙人のような変な人たちで占められているからじゃない。日本中とはいかないまでも、多くの職場が抱えている問題なんだ、って気づくことが第一ステップだと思いました。

蛇足ですが、竹内さんの患った十二指腸潰瘍、私も患いました。もし胃腸の動きが優れないって人、要注意です。

2.思ったことを口に出したり、褒めたりすることを意識すること
残念ながら、日本人として日本語を操り、日本の文化にそまって生きてくると、思ったことをそのまま口に出したり、褒めたりすることは意識しないとなかなかできないものですね。私も、あちょっと気になったとしても、なんか人の心に踏み込むことを恐れて飲み込んでしまったり、褒めようとしてもなんとなく不自然に聞こえたんじゃないかと気になったりしてしまいます。でもここは一歩ずつ前に進んでいくこと。その小さな一歩を恐れるな、というメッセージを受け取りました。

3.すぐに会話で使えるフレーズがいっぱい
「みんなで共通のゴールを持って」「みんなで協力しあい」、なんて良く言われますが、それが簡単にできれば苦労しないよ、って気持ちになりますよね。実際、みんなが自分と同じ気持ちなわけないし、それぞれの人のこだわりや思惑、人生におけるアジェンダとか色々あって、例えば中学校や高校で部活やってた時のチームほどは一体にはなれませんよね。それが現実。でもなんとかしたい。そんな時に、タイトルにもありますが、「会話のチカラ」です。これならすぐに明日から使えそうな簡単なフレーズなどが多く紹介されています。

たとえば、「~おかげで」と使うことで肯定的な意味を加えられる。
「なぜ」と過去を問わず、「どうすれば」と未来を問う。
「大丈夫」で勇気を与える。

簡単!でも、結局職場を変えていくのは、このような小さな一歩の積み重ねでしかないんだと思います。

今年度が今スタートしたばっかりですが、今年はとにかく周りにポジティブなエネルギーを与えられる人になりたい、と本を読んで決意を新たにしました。

Mamiko

少し遅くなりましたが、オルタナ定例会の報告をひとつ。

まず始めに、アイティメディアが提供を開始したバーチャル展示会についての説明会がありました。(11月25日のプレスリリース

バーチャルの世界での建物と人を見た時は、「あ、SecondLifeだ」と思いましたが、結局注目を浴びただけで定着しなかったSecondLifeとは違って、企業向けのオンライン展示会サービスとしての豊富な仕掛けや、企業が参加者の行動をオンラインで簡単に把握・分析できるなど、まさに企業の心をぐっと掴む仕掛けがいっぱい。
SecondLifeを最初に知った時とは違って、具体的なイメージが非常に沸きました。

先日、セミナーについて会社で話をしていたところ、「地方の人はある意味、どうせセミナーや展示会などのイベントごとは、東京、大阪まで行かなきゃ参加できない、という諦めがある。自分に近い場所で、例えば、名古屋とか広島とかでやるとものすごく喜ばれる。」という話を聞きました。

東京にいると、どこのイベントでもだいたい参加できるのが当たり前なので、地方の人にとっては、地理的な障害があるということをすっかり忘れていました。
バーチャルイベントによって、飛行機や新幹線を使って、お金と時間をかけて会場に足を運ばなくてもよいというのは、特に地方の企業や個人をターゲットしている会社にとってはかなり集客のハードルを下げることになりそうです。

一方、紹介されたHPのケースで思ったのですが、どんなに素敵なオンライン展示会が開催され、人々のITリテラシーも格段にあがったとしても、オフラインのリアルな展示会も決してなくならないだろうということ。

オフラインにはオフラインの良さがありますね。
やっぱりFace-to-Faceで会いたい時というのもあるものです。
両方で補完的に開催するのもありでしょうし、最初のリードはまずバーチャルで広く集めて、それから本当に真剣な人に絞り込んでいった後にオフラインに切り替えるのもありでしょう。

いずれにしろ、私はこういう新しいもの、特にITの進化によって可能になった新しい体験が大好きなので、今回の説明会は単純に楽しく拝聴させていただきました。

続いて。山口さんによるオルタナブロガー分析の発表。

山口さんとはこれまでにもオルタナ会やそれ以外のブロガーミーティングでお会いしたことがあるのですが、更新頻度が非常に長い私に対してもすぐに名前を顔を覚えてくださり、声をかけてくださったりしていて、とても気さくな方です。

さらに、今回の分析は「アクティブブロガー」に限っていたのですが、そのアクティブブロガー基準も、当日の参加者の中で一番ブログを書いていない私が、超ぎりぎりアクティブブロガーに入るように設定してもらったようで・・・。なんという気遣い。本当に恐縮です。

山口さんはこれまでにブログでも色々なオルタナブロガー分析を発表してくださっていて、私も楽しく拝読していましたが、今回の発表はその集大成的な分析で、色々な角度での切り口がすごくおもしろかったです。と同時に、自分のブログ頻度や中身、コメントの態度などに対して反省。

言い訳はあるのですが、このそうそうたるオルタナメンバーの中で、「忙しいから」などとは口が裂けても言えません。

今後は、みんなが矢印で繋がっているオルタナブログユニバースの中で、宇宙のゴミからちょっとレベルアップした小惑星の周りのゴミくらいでもいいので存在感を出していきたいと思いました。

特に、私が唯一ランキングでランクインしたのが、1エントリあたりのコメント数。

本当に皆さんに支えてもらっているので、今後はもっとちゃんとします。

目標:来月末までに7エントリ。
(これって大木さんの一日にあげた最高エントリ数だそうです。ここまで行くと言葉がありません。) 

Mamiko

お休みの日なので軽いネタをひとつ。

先月ですが、母と2人でエジプト旅行に行ってきました。
エジプトといえばピラミッド、ピラミッドといえば世界遺産。
一生のうちに一度は見てみたい、なんて思っている方も少なくないのではないでしょうか。

私もその一人で、今回は、母が行きたい、というのに便乗させてもらって、思ったよりも早くその希望をかなえることができました。

感想その1:とにかく見所が満載
エジプトはピラミッドだけでなく、本当にたくさんの世界遺産(古代遺跡)があるんですね。今回は、8日間ツアーで、カイロからアブシンベルまでいくつかの都市を飛行機とバスで移動しながら、ピラミッドはじめ、数々の神殿などの遺跡巡りをしました。
ピラミッド&スフィンクスに次いで私が気に入ったのが、アブシンベル神殿。ここには、昼間、夜、そして翌日の朝、と3回も見に行きましたが大満足♪夜は、ここで「光と音のショー」を楽しめます。
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感想その2:観光は1月がベストシーズン?
春は砂嵐が激しく、夏場は場所によっては50度まで行くという熱風。というわけで、11-1月のエジプトは暑くもなく、砂嵐もないため、観光としてはベストシーズンなのだそうです。
が、ここは砂漠地帯。昼間は25度くらいまであがるのが、朝夜は10度を下回るくらいまで冷えます。というわけで、洋服は常に調整がきくものを身につけなくてはなりません。また、もう少し暑い方がアフリカ大陸に来た実感があっていいのかもしれません。さらに、ハイシーズンのため、飛行機も観光地もかなり混雑はしています。ただ、遺跡めぐりをする時(特に王家の谷など)は、暑くては本当に体力が消耗するだろうなあと思いました。一年中雨の心配がいらないのが嬉しいですが、反面、とにかく乾燥しているのでお肌はかなりガサガサになりました。

感想その3:エジプトに定価はなし
エジプトは普通の公務員の月給が2-3万円だそうで、まだまだ経済的に豊かとは言えません。というわけで、外国人旅行者、日本人、というだけで、かなりの額をふっかけられることもあります。ま、定価という考えを捨てて、「この金額なら欲しい」という、マーケティング的に言えばバリュープライシングの感覚でお買い物すればいいのだと思います。私も300円から1000円くらいまでのアクセサリーをいくつか購入しましたし、母もスカーフをたくさん購入して満足していました。ま、アジアをたくさん旅している人であれば、どこのマーケットでも交渉は大体おんなじようなものではないでしょうか。交渉時は、こっちが強気ででると相手も結構迷惑そうな顔をしたりするんですが、支払いでお金を渡した瞬間、すごくいい人になってニコニコしちゃうところが素直な人たちだなあと思います。インドで激しくしつこいセールスにあった経験からすると、エジプトでは何も怖いものがなかった気がします。

感想その4:ツアーでは安全性は高い
エジプトは以前、観光客を狙った銃撃事件が起こり、日本人観光客も巻き込まれる事件がありましたが、エジプト経済にとって観光産業は非常に重要、ということで、場所によっては、銃を持ったセキュリティの方がツアーに同行することもありました。いずれにしろ、飛行機が時間通りに飛ばなかったり、急に道路が閉鎖されたり、など、色々なことが起こるので、エジプトはちゃんとしたツアーで行くのが何より安心です。私の参加したツアーも、国内線の1本がキャンセルで1本前倒し、帰りの飛行機も2時間の遅れがあったのですが、一流ツアー会社のおかげで、臨機応変なスケジュール変更で、予定していた以上に色々楽しめました。

感想その5:エジプトではサッカーが熱い
これは知らなかったのですが、エジプトでスポーツといえば、子供からお年寄りまでとにかくサッカーだそうです。見るのもプレイするのも大好きで、サッカーの国際試合がある日などは、通りから人がいなくなるほどだそう。そんな中、私の滞在中にエジプト対アルジェリアのアフリカカップが開催。これは日本対韓国みたいなライバル同士だとのことで、エジプト中が注目の試合。夜9時から始まった試合を私もホテルの部屋のテレビで観戦したのですが、結果はなんと4対0という大差でエジプトが勝利。その後、夜11時過ぎているというのに、カイロの町中が大騒ぎ。ホテルの周りはだいぶましだったそうですが、それでも、太鼓やら歌声やら、車のブザーやら、叫び声やらが、ホテルの20階以上まで届くほど、響き渡っていました。

本当にただの旅行記ですが、エジプトに興味がある人がいれば、ぜひ、一生に一度と言わず、次のお休みにでも行ってみて欲しいと思います。

らくだの顔って本当にかわいい。

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Mamiko

皆様、新年あけましておめでとうございます。

昨年は一つの目標であったMBA留学を無事修了し、今年はいよいよアメリカでのFruitfulな経験を最大限に活かして、日本のIT業界に良いインパクトを与えていきたいと思っています。

帰国後はオルタナ会やその他のブロガーミーティングに参加し、オルタナの皆様とも交流させていただくことができ、やっと正式にオルタナメンバーの仲間入りを果たした気がしています。オルタナブロガーであることの一つのメリットはこの交流にあると思っていますので、今年もできる限り積極的に参加していきたいと思っています。

というわけで、ばんちょ~様のお題ですが、今年の私は

Mamiko as an Action-oriented person (MaaA)

で、いきたいと思います。読みが、マアアア、となって語呂は悪いですが。

私の長所は、何事も行動を起こすところです。(あ、自分で言っちゃった)
ビジネススクールの学生というのは、ある意味特権的地位にあり、トップビジネスマンでもある教授のサポートを文字通り24/7受けることができ、アントレプレナーや企業のCレベルの方々と純粋なビジネスディスカッションができ、同じく世界中から集まった戦友達とつかみかかるくらい激しい議論を重ねてくることができました。それも、「アクションラーニング」という理念のもと、そういった場を惜しみなく提供してくれた学校のおかげです。

今年は、そういったフルサポートが無い中で、いちビジネスマンとして社会で、そして会社で働いていくわけですが、その環境の中でも、自分で場をつくり、行動を起こし、実践に伴うアクションラーニングを続けていければと思っています。

ばんちょ~様、皆様、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

Mamiko

お気づきの方も多いと思いますが、最近GoogleがテレビCMを流してますね。

最初にちらっとあのカラフルなロゴをテレビで見た時は、「Googleもとうとう切羽詰ってテレビCMか」、と思いました。もともと、テレビCMのようなマスマーケティングに対するアンチテーゼ的な立ち位置に、ターゲットに絞って課金する検索連動型広告とコンテンツ連動型広告があり、ご存知のとおり、あの巨大Googleは99%を広告費で稼ぎ出しているわけですよね。そんなインターネット界の巨大広告会社Googleが、自らテレビCMを出しているのに非常な違和感を感じたのです。

もちろんGoogleとしては、「検索という入り口のサイトと、ユーザーが求めているコンテンツのあるウェブサイトとでは違う」、ということはできますし、「よりGoogleの利用者が増えればGoogleに出稿している広告主にもメリットがある」、という反論もできるでしょう。

しかし、なぜ今までやらなかったテレビCMを今のタイミングで急に始めたのか、やっぱり万年シェア2位の打開策を探っているのか、ちょっと個人的に気になりました。

テレビCMですが、最近はテレビ自体もあまり見なくなりましたが、特定の番組をHD録画で見るようになるとますますCMを見なくなりましたね。また、ライブで見ていてもCMが始まると他チャンネルにちょこちょこ変えるというのは誰しもが経験のあることでしょう。後は「ながら見」。パソコンを打ちながらテレビをつけて音だけ聞く。

そんな中、最近しょっちゅう目にするのが、携帯ゲームのGREEのCM。あの大量の出稿量に「儲かってるな」と思うとともに、GREEがコアターゲットとしている中高生にどれほど届いているのだろう、と疑問に思いました。

そこで思いついたのは「中高生」「携帯」ということ。

GREEのCMは携帯に特化していますよね。まさに、中高生などはテレビを見ている最中にもその手には携帯があって、テレビの画面と携帯の画面を行ったり来たりして「ながら見」しているのではないでしょうか。そうすると、すぐ手の中にあるものなので、そのままGREEのサイトに行きやすい。これはまさにテレビCMのメッセージがそのまますぐ行動に移される可能性が高い、ということです。私が最初ピンとこなかったのは、私はGREEのターゲットではなく、GREEのCMを目にした時の私の手には携帯は握られていなかったからなのだと思います。

一方、「パソコンで○○と検索してね」という類のCMでは、その時PCを開いていたのでない限り、一からパソコンを立ち上げて、FireFoxなりIEなりをブラウザを立ち上げて、それから検索サイトに文字を打ち込んで、といくまでにかなりのステップがあります。そうすると、CMを契機としてじゃあすぐにアクセス、というところまでには強い動機付けが必要になりますし、実際問題、私はCMを見てPCを立ち上げようと思ったことはありません。

なるほど、と思ったところで、最初のGoogleに戻りますが、GoogleのCMもよく見ると、そのほとんどは携帯サイトが使用されています。

携帯サイトはインターネットと違って特定のお目当てのサイトに直接行く(トップメニュー、QRコード、キャンペーン用のURLを打ち込んだりなどして)ので、新しいサイトを実際にユーザーに認知してもらうのは携帯以外からアプローチしないと難しいかと思います。

と、そういう見方をすると、GoogleのテレビCMには一定の理があるようにも見えてきました。また、PCなんていらない、携帯で十分、というわが国のデジタルネイティブ達に対して、Googleも携帯サイトに力を入れて、携帯界での覇権争いに本気を出してきた、ということかもしれません。

Mamiko

プロフィール

久野 麻美子

久野 麻美子

IT業界のPRコンサルタントから米国MBA留学を経、現在は中国のインター ネット企業「Alibaba.com」の日本法人にて、マーケティングを担当。

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