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あるいはファシリテーションが得意なコンサルタントによるノウハウとか失敗とか教訓とか

当たり前の確認、あるいは僕らは何者か?

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当たり前のことですが、当たり前すぎてほとんど語ってこなかった気もすることがあります。
それを話すために、僕は本をまるまる1冊書く必要がありました。
1冊目の本「反常識の業務改革ドキュメント」がそれです。
今日はぐっと短く伝えるために、ポエム(苦笑)を書きました。

基本的にウチの社員向けであって、こういうのは普段、全社メールアドレスに投げるんですけど、仕事とは?働きがいとは?プロジェクトとは?に通じる普遍的な話でもあるので、こちらで記事にします。


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ケンブリッジは何をやっているのか?


すべての企業で変革が必要である(日本企業は特に)。

だが、変革プロジェクトはそもそも難しい。
そして相変わらず、ほぼ全ての企業は変革を得意としていない。
・何を変革すればよいのか分からない
・変革に踏み出せない
・変革プロジェクトが失敗する
・変革に関わる人が不幸になる

僕らの手で変革を成功に導けたら、かっこいい。
僕らの手で変革が得意な組織に導けたら、もっとかっこいい。


プロジェクトがうまく走ったら気持ちいい。
自分の会社をどうしたいか、合宿所に籠もって熱く議論する。
部門を超えて、会社全体のことを考える。
ベテランから経験を引き出し、若手が汗をかく。
偉い人にも臆せず、意見をぶつける。
皆のイメージが少しずつすり合う。
いける気がする。
厄介な課題を知恵を絞ってやっつける。
緻密にことをすすめる。

きちんと整備されたロードバイクに乗ったことがあるだろうか?
一漕ぎするたびにぐいっと、驚くほど進む。自分のちからに驚く。
うまく走っているプロジェクトに参加すると、同じ気持ちよさが味わえる。


プロジェクトが成功したら誇らしい。
業務プロセスがいい感じに刷新される。
システムが無事に切り替わる。
まともなルールで組織が動くようになる。
狙い通りの成果が出る。
売上が増えていく。
思ってもみなかった効果に気づく。
感謝の声をかけられる。
数年たってから、あれが分岐点だったと振り返る。


プロジェクトで人と組織が育ったら嬉しい。
やったことがないことをやることに慣れる。
「今の仕事、もっとこうした方がいいよね」と当たり前のように語り合う。
計画をたてるのがうまくなる。
横の部門に要求しあい、協力しあう。
変わりたがらず文句だけ言う人が減る。
不確実な状況でリスクをハンドリングできるようになる。
役職に頼らずに皆をリードするようになる。
誰かにリードされるコツが分かる。
こうして、コンサルタントに頼らずとも変革していける組織になる。


こういうことを、僕らの手で成し遂げられたら、かっこいいと思いわない?


変革プロジェクトは難しいけれども、僕らケンブリッジは
人の力を引き出し、
本音で議論し、
多様な人々をOne Teamにまとめ、
ワクワクするプロジェクトを
お客さんとともに作ることができる。

その結果として、価値観が変わるような成功体験を提供できる。


このケンブリッジ・スタイルでスタンダードを引き上げ、
世界中のプロジェクトを成功に導く。
僕らが毎日やっているのは、そんな仕事。

反常識の業務改革ドキュメント プロジェクトファシリテーション 〈増補新装版〉

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