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時事ネタ、マーケットや経済の話を、ファイナンシャルプランナーの視点で難しい話もなるべく専門用語を使わずにできるだけわかりやすく解説します。ときどき、思いついたこともそのまま書くこともあります。よろしくお付き合いください。

自動車部品メーカーがいいそうですよ

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 自動車部品メーカーが大きな相場になりそうです。いつも情報を得ている経済ジャーナリストの方からの話ですが、今までは、自動車部品メーカーは、系列と呼ばれる、系列の親以外には納入していませんでした。
 ところが、日産自動車にカルロスゴーン氏が登場してから、系列と呼ばれる自動車品メーカーは、親から見放されました。そこで、リストラ、設備投資を控えることにより、筋肉質になったところに、今までの系列の親以外の会社に部品を供給するようになり、販路が大幅に拡大していきました。この現象は、海外メーカーにも輸出することで、日本車以外の車の質も向上したという落ちつきです。
 また、部品メーカーでも、専門特化した会社ほど、重宝されているようです。かつての電子部品メーカーのような感じです。パソコンなども販売会社の利益率は低下していますが、部品メーカーは、販路拡大で重宝されています。なにせ、日本の部品は優秀ですからね。 自動車部品メーカー関連銘柄は、昨年来から上昇しています。先週末の下落で、当然下がってはいますが、今年の目玉セクターになりそうだそうですよ。

 いろんな人から情報を集めています。有益情報をここで紹介できればと思います。今回の情報は、実は検証済みで、私の友人が昨年来から自動車部品メーカー株を購入していて、今は含み益が凄いそうです。先週の下落で40%下落したそうですが、もともと100%以上利益が乗っかていたので問題ないと言っていました。
 ただ、投資はあくまでも自己責任です。予想はひらがなで「よそう」、逆に読むと「うそよ」ですから。使い古されたネタですが、真実でもありますからね。
 PCがらみでお話しするとよくわかりますが、完成品メーカーは、価格競争にさらされていますが、部品メーカーは特化しているものほど、競争力があります。今後、起業するにおいても、なんでもできるよりかは、この分野に優れているという武器を持つことが重要ですね。
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