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時事ネタ、マーケットや経済の話を、ファイナンシャルプランナーの視点で難しい話もなるべく専門用語を使わずにできるだけわかりやすく解説します。ときどき、思いついたこともそのまま書くこともあります。よろしくお付き合いください。

ファイナンシャルプランナーとはなにか

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 私は今、ファイナンシャルプランナーという資格で、独立してお客様のコンサルティングを行っています。その守備範囲が広いこともあり、また、商品提供ではないので、その業務がよく理解されていないのも現実です。いったいファイナンシャルプランナーって何をしてくれるのとよく聞かれます。今日は、私どものファイナンシャルプランナーという業務について、ご説明申し上げます。以下は、公共機関に向けてのプレゼンテーションの内容です。


 世界的な金融不安から、景気は大きく後退し、国は、財務体質の改善に迫られ、税と社会保障の見直しが求められています。会社は、急激な経済環境の変化に対応すべく、今までの価値観を大きく変え、生産や販売、労度力も含め、グローバルな観点が要求されてきて

います。

 当然、私たちも、国や会社との関係を見直すべきところに来ています。それまでの完全保護の体制は、少しずつ変化しはじめ、確実に、自分の将来を自己の責任のもとで守らなければならなくなってきています。

 年金や医療などの社会保障制度は、大きくその様相を変え、税制改革により、可処分所得に大きな影響をもたらすことになります。今までの、すべてを国や会社に依存する私たちの意識を大きく変えない限り、私たちの将来は成り立たなくなってきます。

 そのためにも、少しでも早く、「真の自立」を目指して、知識を得ていくことを模索しなければ、勝ち組に残ることはできなくなります。知識とは、国の制度の変化を学び、そして、その変化に対応できる力を身につけることです。

 その、「真の自立」の手助けとなるべき存在がファイナンシャルランナー(FP)です。ファイナンシャルランナーは、まずは、セミナーや相談を通じて、皆さんに、今後の変化を理解していただきます。そして、人生の顧問として、真の自立をしていただく知識を伝授し、将来の備える資金の準備のサポートをしていきます。

 少しでも多くの皆さんに、今後の世の中の変化を理解していただき、今からその対応をしなければならないということをわかってもらうことがファイナンシャル・プランナーの使命と考えています。

 ファイナンシャルランナー(FP)は、「転ばぬ先の杖」です。プロの目で先を見通し、事前にそのための対策を伝授します。将来の道しるべとなるように、常に情報を入手するよう心がけています。

 将来に備えるには「資金」が必要です。ファイナンシャルランナー(FP)は、皆様にお金を貯めていただくことができるようにアドバイスします。そしてそのお金を少しでも増やすようにしていきます。それが私たちの仕事です。お金の準備の裏打ちにより、皆様に将来の安心を手にしていただく、それがファイナンシャルランナー(FP)の役目です。

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