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ネットベンチャー経営の合間に、感じたこと、考えたことをダラダラ書きます

« 2006年3月25日

2006年3月31日の投稿

2006年4月2日 »

僕は、フレッシュアイのほうで、「WEB2.0という言葉に、大した意味などない」というブログを書きました。要点は、以下のとおりです。

・WEB2.0というのは、かなりフワフワした言葉で、かつての「マルティメディア」「リエンジニアリング」のような、いかがわしい匂いがする。

・(幾つかの書物における定義をみると)定義に関しては、明確な合意はなく、最新のウェブ技術を何でも吸い込むポケットのようなものである。

・つまり、概念といえるものでもなく、思考のフレイムワーク、評価の尺度となるようなものではない。

・「WEB2.0」という用語は、現在ウェブ業界で起こっている変化の総称、シンボルであり、言葉自体には意味が無い。別に、へちまと呼んでも一向に構わないし、トマトと呼んでもいい

・また、ウェブ業界で起こっている変化に関しても、質的には従来のマーケティング理論を越えるものではない。コトラーの教科書に書いてあるとおり

・真に革命的なのは、従来のマーケ理論+ウェブの潜在能力⇒ダイナミックなモデルという、量的な変化である。(からくり+蒸気機関⇒蒸気機関車という関係に似ている)

で、結論としては、「WEB2.0って最近よく聞くけど、意味が本当のところは分からないし、誰かに聞くのも恥ずかしいと思っていた皆さん、言葉自体に意味はないので気にしなくてもいいよ」ってことかな…と。(酷い結論だなあ)

ただ、WEB2.0 というネーミングは、確かに、知的な部分を刺激するパワーがあります。つまり、1.0ではなくて2.0としたところで、何か先進的なイメージを。シンボルであるがゆえに、色々な人の感性や創造性を刺激して、何か新しいものを産み出す可能性を感じるのです。つまり、社会科学的なコンセプトでは全く無いけれど、ある方向性に対して、多くの人間が、爆発的な質と量のアイディアを搾り出すことを促す、刺激剤ではないかと思います。ネーミングのセンスは抜群です。(これが、トマトなら余り触発はされないもんね)

前述ブログで引用した関連書籍からのキーワードを抜き出すと…

「つながる」「ひろがる」「分散」「ロングテール」「ユーザーを巻き込む」「オープンソース」「進化」…。ウェブの潜在能力を引き出すアイディアを創造するためのマジックワードであることは、確かなようです。

lonesome

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金田直之

金田直之

株式会社ニューズウォッチ社長。ニューズウォッチは、独自の自然言語処理技術をもとに、法人向けニュース、サイト内検索ASPのトップランナーであり、最近では、運営サイトであるフレッシュアイでnewswatch@fresheyeというユニークなニュースサービスも行っている

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