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ネットベンチャー経営の合間に、感じたこと、考えたことをダラダラ書きます

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オーマイニュースが、ソフトバンクと提携して、日本でビジネスを展開すると言う発表がありました。以下は記事抜粋です。(Internet Watch)

ソフトバンクは、韓国Ohmynews社(OMN)が実施する520万ドル(約6億1,000万円)の第三者割当増資を全額引き受けると発表した。合わせて、OMNが3月に設立予定の日本法人「オーマイニュース・インターナショナル」に6億9,300万円を出資することで合意した。

<中略>

  同社が3月に設立を予定する日本法人「オーマイニュース・インターナショナル」では、ソフトバンクからの支援を受けながら日本における市民参加型ニュースサイト立ち上げに取り組んでいく。<以下略>

2000年2月に市民参加型のニュースサイト「オーマイニュース(Ohmynews)」を韓国内で開始し、「市民みんなが記者」をコンセプトに参加型ジャーナリズムの旗手的存在です。以前より、日本進出が噂されていました。日本で、彼らがどのような展開をみせるのか興味深いものがあります。

ポイントとしては、

1.何故ソフトバンクが提携先なのか?

2.取り扱う情報は1次情報か?2次情報か?

3.オールジャンルでいくのか?何らかのテーマにフォーカスするのか?

4.記事の信憑性はどう担保するのか?

5.どうやって市民記者の質と量を確保するのか?

6.ヤフーをはじめとする巨大ポータルニュースページや既存全国紙サイトに対し、どうポジショニングするのか

7.ブロガーに対してのアプローチは?

8.検索技術の活用方法は?

9.記者クラブに対してのスタンスは?

「市民すべてが記者」というコンセプトですが、市民すべてが「直ぐ」記者になれるわけではありません。どのように、面白いモデルを構築し、それに倣って良質な記事を書こうとする層を発掘するのか? また所謂速報的に流れる事件性ある記事に関しては、記者クラブに加入しないと、一次情報にアクセスすることは現状できません。よって、既存媒体がカバーできないエリア:切り口なのか、ジャンルなのか…いずれにしても差別化できる方法論が必要です。また、このサイトにどうトラフィックを誘導するのかという、宣伝広告の手法も注目されます。

オーマイニュースブレイクのきっかけは、韓国の大統領選ですが、若者の政治意識が、日本よりかなり高い国情もあり、日本では、政治記事からのブレイクは中々難しいように思えます。

彼らの成功の最大障壁は、実はブログの存在ではないかと思うのです。現在、10大ブログ運営社のニューエントリーは、40万記事/日です。今後も増えていくと思われます。現在、多くの人が、情報発信をブログを活用し行っているわけです。そんな中、何故オーマイニュースの記者になり、投稿する意味があるのか?「市民」をどうモチベイトして、オーマイニュースに参加せしめるのか?既に、存在するジャーナリスティックなブログをアグリゲイトしたものと何が違うのか?…とそんな?が幾つも浮かびます。また、これを裏返すと、何らかの情報を欲するとき、ユーザーがオーマイニュースを訪問する必然性への疑問ともいえます。

つまり、既存ニュースサイト、ブログでの個人の情報発信に対する、オーマイニュースの存在意義というものが、今の時点では分からないというのが、実感です。どんな戦略でくるのか,注目ですし…できれば、弊社のフィルタリング技術などを使っていただければ、見事に差別化の解になるような気がして、めでたしめでたしですが…(手前味噌でした)

lonesome

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プロフィール

金田直之

金田直之

株式会社ニューズウォッチ社長。ニューズウォッチは、独自の自然言語処理技術をもとに、法人向けニュース、サイト内検索ASPのトップランナーであり、最近では、運営サイトであるフレッシュアイでnewswatch@fresheyeというユニークなニュースサービスも行っている

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