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90歳N響桂冠名誉指揮者プロムシュテットさんの演奏を聴きながら考えたこと(055)

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改修なったサントリーホールでドイツの名門、創立275年のゲウ"ァントハウス管弦楽団を聴いてきました。
指揮者プロムシュテットさん(90歳)は2016年以来N饗の桂冠名誉指揮者になられ時々日曜夜のN饗アワーに登場してますので、ご覧に方が多いかと思います。

(055)話は、100年人生がやってきた、、、と言われる時代に
指揮者プロムシュテットさんが、90歳の身体で65分の大曲ブルックナーの交響曲7番を譜面なしで演奏し聴衆を感動させ続けた背景について触れてみたいと思います。

歳を重ねて経験が深まるプラスの面と身体的にはマイナス面に直面せざるをえない、いろいろな身体の問題に見舞われざるをえないといわれています。
そこをどう乗り越えているのか? 100年人生時代と言われ出した今、興味深いものがありました。
90歳にしてメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲をやった後、20分の休憩後65分もの大曲をやれるのだろうか?

音楽家は探究者であり永遠に新しいものに到達することを目指す心を支えるのが尽きることがない好奇心だ。
音楽の演奏に必要なのは物理的な音の密度ではなく、表現の密度の高さなのであり大きな動作を伴った物理的活動(動き)は音楽とは無縁だとインタビューに応えています。
小澤征爾さん(82歳)とプロムシュテットさんに共通している点を感じます。
お二人の指揮を観察していると、物理的な作用(動作)が少ないほど精神的な密度が高く聴衆の魂を揺さぶる結果になっているように思えてならない。
小澤さんの指揮は年々動作が小さくなりながら更に大きな気迫で演奏家の心を動かしているのです。
体力のある若い指揮者が大きな動作で指揮をしている姿をよく観ます。
プロムシュテットさんも小澤さんも指揮棒を持たず手と指で指揮します。また両者は譜面を見ません。指揮台においてあるだけです。(全部頭に入っていると小澤さんから直接聴きました)

小澤さんが指揮棒を持たなくなったのは、滞在先に指揮棒を忘れ、スタッフが代わりに用意してくれた棒がしっくりいかず、いっそ棒なしでやろう!!
となって、それ以来今日まで指揮棒なしになったと聞いています。

高齢化社会が進みます。
今回のプロムシュテットさん指揮のゲウ"ァントハウス管弦楽団を聴いて、物理的な動きができなくなっても、精神的な部分で価値を高めていく道があること、世界的な芸術家がなお好奇心をもって挑み続けていることを90歳巨匠の雄姿から教えてもらいました。

余談です;
サントリーホールの席の話です。筆者が一番聴きやすく観易い席は2階の扉番号RB席です。ここは指揮者の横顔が観れる席で指揮者の表情が観えるからです。天皇皇后陛下が来場される際は決まってRB9-10番席に座られます、隣に余人は居ない二人席なのです。
更に今年改修工事をやったサントリーホール、何処を直したのか?明らかに気が付いたのは、舞台の床が張り替えられたことと2階のトイレの男女入り口が距離をおいて離れ休憩時間の大混雑に対処したことですか。

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今日は高齢の世界的芸術家から学ぶ話でしたが、ビジネスマンの皆様の立場に戻って100年人生を考えてみますと、
筆者の実経験から「定年後」の著者楠木新さんの指摘に共感する所大です。
1)終わりよければすべてよし
 ・現役時代パッとした活躍が出来なかった人が、退職後ある
  分野で成功してイキイキとした人生を送っている人
 ・現役時代大活躍した人が退職後イキイキを失ってしまった
  人が案外多い
 結果的には終わりに花が咲いてイキイキしている人が素晴ら
 しくそれが理想である!!
2)組織を離れたあと、人との繋がりを失う人が多い
  会社組織が人との繋がりを提供してくれていた事実を退職
  後になってしみじみ感じる
  自分の力で開拓した人脈でない場合退職してしまえばハイそれまでよ!!
  になりやすい
3)40歳後半から50歳代に社外を含めた人脈作りの助走準備を
  する必要がある

その点営業職の人は、意識すれば社外に人間関係を広げる活動ができる立場にいる訳で、40代のうちから準備して欲しいと願う次第です。

  

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