今回は昨年発売されたPR関連の本を少し紹介したいと思います。
この本の趣旨は、TVでのPRということで、タイアップのことやテレビ局への売り込み方法などいろいろ整理されていて、勉強になりそうです。というのも、私はどちらかというと紙媒体やオンラインメディアを重視しており、テレビはあっという間に流れて消えてしまう、その時間に見てもらえないと意味がないのではと思って、敬遠してしまっていたので、自分の知らなかったことなどが書かれていると感じました。
本のメインの趣旨ではないですが、文中で、大量に送りつけるスパムのような電子メールのプレスリリースに警鐘を鳴らすような記述がありました。
私も気になっているのですが、うちのクライアントさんのところにも、大量のプレスリリースを送信代行しますというサービスの売り込みのスパムメールが数社から何度も来ます。安価で、リリースの配信をしてくださるのは、サービスとして素晴らしいと思うのですが、どんなリリースでもとにかくなんでもかんでもあらゆる宛先に送っておきます、という荒っぽいサービスもあるようです。受け取る側も毎日100通以上のプレスリリースをメールでもらうそうなのです。
たとえば、IT系の媒体に食品のリリースまで送るなどというものであれば、本当に単なる迷惑メールになり、その送信元アドレスが「スパム」として受け取る記者側に登録されてしまうことはないでしょうか?そうなるとだんだんと記事が掲載されなくなってしまうのではないでしょうか?代行サービスでもちゃんとしているところも多いのですが、どのようなサービスなのかをきちんと調べる必要があるかと思いました。
もちろん、自社でプレスリストを作ってそこにリリースを送信する場合も同じだと思います。下手な鉄砲は数打っても当たらないので、絞り込んで特定の記者にだけ送るという企業も多いのです。
この本の話に戻りますが、私の得意分野とは違うことなどもあり、Totally agreeではありませんが、いろいろな意味で刺激を与えてくれる本でした。個人的には企業のPRのご担当者はさまざまなPR本が出ているので、うち気になったものを複数選んで、共感したり、批判的になったりして読むことは勉強になるかと思います。
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- PR -
加藤 恭子
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。
立教大学兼任講師。
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