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広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

情報システムのご担当者の方は、大量のテレマーケティングの電話に悩まされているという話を聞いたことがあります。テレマーケティングの電話というのは、いきなりかかってくる製品やサービスの売り込み電話のことです。売り込みと同時に、「今何のプロダクト使ってますか?」などの質問をして調査を行ってその情報を蓄積していきます。

IT系のプロダクトを売る場合、情報システム部門にコンタクトするために、テレマーケティングを実施している会社は多く、外資系の場合は、本社の指示で外部からリストを買ってCold Call(相手から連絡もないのに突然電話をして製品説明をして、そこから見込み客を発掘する)をやっているところもかなりあるようです。

マーケティング担当者の私も、多数のテレマーケティングの電話に悩まされています。強引な売り込みもあるのですが、「弊社のビジネスパートナーを探しています」という、競合の名前を名乗った電話には思わず笑ってしまいました(笑)。

マーケティングの場合は、新聞に記事が出た後などにそのような売り込み電話を受けることが多いです。

受ける側としては非常に迷惑なこともあるのですが、しつこく語らずにわかりやすい資料を送ってくれると、こちらとしてはありがたいです。必要か必要でないかをあとで判別できますので。

さて、少し目線を変えて、外部業者に自分がテレマーケティングを依頼する側のことを書きたいと思います。

目的は特定の業者さんを中傷したりすることではありません。なかなか難しい業務であるということをわかっていただきたいのです。

あまり詳しく書くと業者さんの名前や、私がいつそのようなことを実施したのかがわかってしまうので、遠まわしに書きますが、ここ3年ほどで4社と接したことがあります。うち2社にお仕事を依頼したことがあります(私がどの会社に在籍していたときの話かは伏せておきますね)その状況は以下のような感じでした。

A社:プランナーの人がとても賢く、すばらしいシナリオを作ってくれた。ただ、途中で担当者が変わってから対応が悪くなった。なんでもかんでもアポとりや資料送付を取り付けてくれたので、訪問してみると「いやー、あまりにしつこいから来てもいいよっていっちゃったんだよね」というお客様や、「いやー、あまりにしつこいから資料くらいなら送っていいよ、っていっちゃったんだよねー」というお客様が多く、あまりよい結果には結びつきませんでした。出張費や資料発送費がかさみました。

B社:売込みが強引すぎて感じが悪く、結局お願いしませんでした。勝手にメールマガジンなども送付されたので解除させていただきました。依頼をした場合、こうやって強引にお客様にアプローチするのだろうなと思うと、とても頼めませんでした。

C社:売り込みのハガキをいただいたので、お話を伺おうと連絡をしたところ「御社の競合他社のお仕事を今、うけているので、対応できません。資料もお送りできません」とのことでした。でもその後も売り込みのハガキは送られてきます。

D社:営業の方の対応が丁寧で好感度大。値段もリーズナブル。しかし発注すると態度が急変しました。営業担当者はいつも留守電でつかまりません。業務の担当者も連絡ナシにいつもお休みをとっており、まともに会話ができません。よくよく話を聞くと、業務担当者はシフト制で動いており、毎日出社していないとのこと。(先に知らされていませんでした)しかも情報共有ができていないうえに、コールセンターが地方にあるので、業務の担当者には一度も会えませんでした。こちらがメールや資料を送っても、届きましたという連絡さえきません。あまりの対応に、注意を何度かしましたが、「すみません。今後は気をつけます」と謝るばかりで、改善されずに、後味の悪さが残りました。想像ですが、自分たちのキャパシティ以上の仕事を受注してしまい、それぞれの業務が多すぎて混乱し、すべてが手抜きになっている印象を受けました。

自分自身はいきなりかかってくる売込み電話はあまり好きではありません。でも外資系の場合は会社の方針でそのような業務をしなければならないこともあると思います。その場合は、電話を受ける側の人に出来る限り迷惑にならないよう、さりげなく必要な情報をお送りできるスタイルにしたいと思っています。

テレマーケティングには昔から悩まされている私ですが、もしよろしければ、皆様の体験談などを教えていただけたらうれしいです。

きょこ

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コメント
石井 2005/12/01 09:45

こんにちは。テレマーケティングについて感じていること(2年ほど前に業界誌に書いたもの)をコメントさせて頂きます。私はテレマの専門家ではありませんが、消費社会のリテラシーもさることながら、寡占市場にどっぷり浸かっている日本のテレコム業界はかなり問題山積だと思っていますが如何でしょう?

大木豊成 2005/12/01 09:56

お邪魔します。
僕はここ4年ほど、日本中にある沢山のテレマ会社とお話しする機会があり、またお付き合いもさせていただきました。その結果感じたことは、基本的に「人材派遣業」と「設備レンタル業」のセット業である、ということです。
で、実感したことは、我々がやりたい業務は我々が自らブレイクダウンし、タスクに落とし込んで「実施だけをお願いする」ようにしなければならない、ということでした。
ブレイクダウンを依頼するのは無理があるな、と感じました。
そして、その後の業務改善も、やはり我々自ら介入していかなければ、「改善なしのルーチン作業」になっていくことも実感しました。
そりゃそうですよね、改善してオペレーターの数が減ろうものなら、彼らの売上が下がることになるわけですから、Win-Winは成立しないのですから。
以上、僕の体験談ですので、見方に偏りがあるとは思います。

きょこ 2005/12/06 22:08

石井様>コメントありがとうございます。日本のテレコム業界に関しては私は素人なのでわかりませんが、どの業界も問題がいろいろありそうですね。

大木様>コメントありがとうございます。「人材派遣業」と「設備レンタル業」のセット業という言葉に思わずうなってしまいました。その通りですね。それをまるで良質なPRエージェンシーのように、その分野のプロだと思って接してしまうと、私のようにとってもがっかりする結果になってしまうのかもしれませんね。「実施だけをお願いする」というのも正しい感じがします。今後テレマに外部の会社を使うときは、そのように考えて接していく必要性を感じました。でも、PRで言えば、良質のPRエージェンシーのような、そんなテレマの会社ってないのでしょうか?きちんとブレイクダウンやタスクへの落とし込みまでできる会社があれば、依頼が殺到するのではないかと思うのですが・・・


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プロフィール

加藤 恭子

加藤 恭子

IT記者を経て、ナスダック上場IT企業のマーケティング・PRマネジャーを歴任。
現在は、その経験を活かし、マーケティング・広報のコンサルティングを行う株式会社ビーコミの代表として活動。目黒広報研究所で広報に関する情報発信を行っている。
立教大学兼任講師。

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