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動画にコメントを入れていくとスーパーインポーズする形でコメントが蓄積されていき、いわば時間軸をまたがってWatch&Chatするようなサービスである「ニコニコ動画」について以前書きました。ひろゆき氏が監修だったんですね(参照記事)。
で、実は似たようなサービスが昨年の11月時点で既にありました。MOJITIという中国のサイトです。以前は、ニコニコ動画のサイトには特許申請中(ママ)(正しくは特許出願中)と書いてありましたし(何故か今は消えてますが)、上の参照記事(ITmedia)中にも特許出願中との記載があります。特許取れればおもしろそうと書きましたが、出願のタイミングと内容によっては新規性を欠いててるかもしれません(特許権は原則、国ごとに発生しますが、公知・公用のチェックは世界規模なので、日本で出願する前に中国で同じアイデアが実施されていた場合には、日本でも特許は受けられません)。
特許の話はさておき、非同期Watch&Chat自体はなかなかおもしろうそうなアイデアではあります。ただ、両サイトとも動画の素材自体はYouTubeなどの他のサイトから持ってきてそれにオーバーレイする方式になってるんですよね。パブリックドメインの素材なら良いですが、著作権法的およびビジネス・モデル的には解決すべき点が多々ありそうです。
日経エレクトロニクスの調査による2006年のヒット商品の第7位にWikipedia、第8位にYouTubeが入っています(ちなみに1位はNINTENDO DS)(参考記事)。日経エレクトロニクス誌の調査をであることを考えるとこういう純然たるネットサービスが上位に入るのは興味深く思います。
これとは全然別の話ですが、米国のブランド調査誌のbrandchannel.comのランキングのトップ5は、1.Google、2.Apple、3.YouTube、4.Wikipedia、5.Starbucksとなっており、ここでもYouTube、Wikipediaが躍進しています。
一応営利企業であるYouTubeは良いとして、非営利団体であるWikimedia財団が運営するWikipediaがこれだけのブランド価値を持っているというのはなかなか面白い話です。では、Wikipediaの商標登録はどうなっているかというと、米国では「インターネットによる百科事典情報の提供」というサービスで既にWikimedia財団名義で登録されてます。AmazonのAmapediaが類似商標として問題になったりしないことを願います(^_^;)
同財団は、他にも、コンテンツ配信のソフトウェアや機器、広告、教育、ソフトウェア開発等々いろいろなサービスを指定した出願をしています(米国では実際に商標を商売で使い始めないと登録されません)。将来的に、Wikipediaブランドでこの種のサービスに進出する可能性は十分ありということでしょう。
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