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ナイキのCPM部門(こういう部門名がある!)のシニア・マネージャーのAngela Pattonさんの講演です。ナイキは多国籍企業でしかもいろんな事業やってますので、プロフィットセンターが1,200個あるそうです。Excelでマネージできる領域を完全に超えてますね。
SAPのBWからデータをCognosツールに流し込んで予算編成業務等をやっているそうで、BWとのやり取りにおけるデータ変換が結構大変だそうです。BWのフロントとしてCognosのツールを使っている事例は結構多かったですが、やはりデータ変換が課題となっているところが多いようです。BIで一番大変なのはデータ分析ではなくデータ統合というセオリーどおりです。
ところで、Pattonさんは上下すべてNikeで統一。ロイヤリティとはこのこと。
話変わって米国海軍の事例で紹介された物流システムのイントラネットの画面。この写真では判別不可能ですが、"Nuclear"の文字が!?(赤丸は後で私が入れたもの)。単に「中核システム」という意味なのかもしれないですが、ひょっとして核ミサイルの在庫をOLAPで管理しているのでしょうか?なんか怖いですけど、よく考えたら手作業で管理されたらそっちの方がもっと怖いですね。^_^;
2日目の基調講演はTom Peters氏。ご存知の方も多いと思いますが、「エクセレント・カンパニー」等々の多数の著作を持つ高名なコンサルタントです。日本で言うと大前研一氏と同じようなポジションですね。
氏の講演を聞くのはこれが2回目ですが、なんともエネルギッシュで、客席内を歩き回り、声を振り絞って講演する様は、ぜったいに人を居眠りさせたり途中退場させないオーラがあります。とても62歳とは思えません。
話の内容はよく聞くと結構当たり前だったり、論理が一貫してなかったりするんですが、話の組み立て方とかレトリックが大変上手なので芸として楽しめます(この辺も大前風?(コラコラ))
氏は、今までやった講演の資料はは自分のWebサイト(www.tompeters.com)にアップしているようで、この講演の資料も見ることができます。なんともすさまじい色彩感覚ですが、この辺も実はサブリミナル効果を考えられているのだったりして。
ファイルの頭の方に「26m」、「43h」、「1 Houston/Month」というスライドがあって、これだけだと意味がわからないと思いますが、これは中国がいかに急成長しているかの話をした時の資料で、「中国では26分に1つの工場ができている、43時間に1つ研究所ができている、電気ガス等のインフラの伸びを考えると1ヶ月にひとつ(テキサス州)ヒューストン市ができている計算になる。あななたたちはこれからこういう国と勝負してかなきゃならんのですよ!!」ということです。
ツカミとしてはばっちりですね。今度、自分の講演の時にでも使わせてもらおうっと^_^;(もちろん、「Tom Petersさんが言ったことですが~」と出典を明らかにしてですよ。)
(続く)
Cognos Forumの事例セッションの記事をITmediaエンタープライズ本体にもう1本書く予定ですが、ここでは小ネタをいくつか。
NITEO PartnersというNEC傘下のコンサル会社のAnthony Politano(写真)という人がやった"Bringing CPM to the Next Level With Standardization "というセッション。最初はけっこう面白いCPMの話だったのですが、後半は自社が提供してるReportNetへの移行サービスの話になってしまいました。まあ、これもおもしろかったですけど。社内で使っている様々なレポートの情報を入力していくと移行の負荷やスケジュールを自動的に見積もってくれるというツールを提供しているようです(アメリカではよくあるパターン)。
ちょっと興味深かったのは、どの作業をオフショアに持っていくか決めるところまでも方法論として提供しているところ。要するに、オフショア向きの力技ですむ作業と国内でないとできないビジネス・ユーザーとの対話が必要な作業を上流段階で分類してしまおうということのようです。「こういうのは当たり前なんですか?」と聞くと「当たり前だ。」とのこと。もう、オフショアは「やるか、やらないか?」の議論ではなく、「どの部分をやるか?」の議論になっているように思えました。
Politanoさんが書いた”Chief Performance Officer”という本(著者サイン入り)をもらいました(”Chief なんとか Officer”という言い方は言ったもん勝ちという気がしますが)。薄手の本ですが結構おもしろそうです。Amazon.comの評価も上々です。日本の翻訳権はもう取られてるのかな?翻訳する場合は私にやらせてほしいです>出版社の方。仕事早いですよ。過去の仕事のクオリティはこの本等で判断してくださいね。なんちゃって ^_^;
(続く)
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