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韓国の最新IT事情と日韓IT交流の最前線を走る「ONEPLUSONE.ASIA」の活動を語る「韓国ITなう」

グルーポンコリア躍進中

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韓国進出初期に伸び悩んだグルーポンコリアが5月のユニークユーザー数800万人を記録して国内3強を抑えて一位になった事がKoreanclickの「ソーシャルコマースの競争現状と展望」の調査で分かった。

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韓国共同購入クーポン市場はこれまで3強といわれてるTICKETMONSTER、coupang、WeMakePriceによって熾烈な競争が繰り広げており、その中で後発組であるグルーポンコリアが生き残れるか不安視する見方が多かったが、グローバル市場で培ったノウハウと資本力でついに首位まで上り詰めた。

4強のなかで先発組のTICKETMONSTERとWeMakePriceは検索サイトからのビジターが多く、後発組のCoupangとGrouponはイベントメールによるビジターが多かった。また共同購入クーポンサイトを利用する年齢は20代~30代が多く、出社後と帰宅の前の時間帯の利用率が高かった。

今年5,000億ウォン(約380億円)市場になると予想される韓国共同購入クーポン市場を巡って国内組と海外組が本格的な競争が始まったといえる。日本では共同購入クーポンといわれるが韓国ではソーシャルコマースという。しかしソーシャルメディアの活用より早く認知度を上げるために莫大な資金がかかる既存のメディアを利用しているのが現状で、今後も4強が何処まで資金力を持っているかに勝負の分かれ目になると思われる。又位置情報と連携した新しいクーポンサービスも登場しており、クーポン市場は今後ますます激化する模様である


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