オルタナティブ・ブログ > プログラマー社長のブログ >

プログラミングでメシが食えるか!?

ゴルフ:JPDAドラコンプロへの経緯

»

すでに何度かゴルフネタの中に書いているのですが、昨晩、IDカードと名刺が届き、

51436180_2075360772518084_4631209488056057856_n.jpg

なんとなく正式にJPDAドラコンプロを名乗れる気分になりましたので、あらためて経緯を振り返ってみます。

最初の頃の様子は「ゴルフはやっぱりプロに教わるのが一番!?」に動画などを載せてありますので、重複しない感じで書きます。

私がゴルフで最初にラウンドしたのが、2012年10月で、タイのゴルフ場でした。

バンコク出張:その7:初ゴルフ!

タイで仕事をするのにゴルフをやらないのは、仕事をしないことと同じだ、というようなことを言われ、日本で練習場に何度か言ってから初ラウンドしましたが、ひどい状態でした。

その後もタイでのゴルフは定期的に続いていて、練習場で遊べるものという感じで、ヘッドスピード測定機を買ってみました。

ゴルフ:長尺ドライバーとゴルフスイングトレーナー

まあ、全然前に飛ばない状態なら47m/sくらい出ていましたが・・・

日本での初ラウンドは、2013年5月で、ゴルフ練習場主催のコンペでした。

お客さん主催のゴルフコンペに参加!

まあ、ひどいスコアでブービー賞を取ってしまいました。その後もタイでのラウンドとチラホラと楽しんでいたくらいでしたが、徐々にタイに行く間隔が広くなり、ゴルフの回数も減っていきました。

2016年6月に、

久しぶりのゴルフ

で、日本でのゴルフ仲間とのラウンドができ、それから月に1回くらいのペースでラウンドするようになりました。それに合わせて練習場にもそれなりに行くようになった感じです。

2018年に入り、自社で、もともと私はIT関連の仕事を中心にしていたのですが、ゴルフ練習場システム関連の仕事も関与するようになり、やっぱりもう少しゴルフを知り、上手くなり、ゴルフ業界の人達との会話ができるようにならなければ始まらない、と、練習の回数も増やしました。

2018年5月には練習場のお客さんから相談を受けて、提案するために測定機のmevoを手に入れ、自分でも練習場に行くときには必ず持って行き、ほぼ全てのスイングを測定するようになりました。

当時のヘッドスピードは大体平均して42m/sくらいだったと思います。

また、2018年6月から近所の練習場で週に1回くらいのペースでレッスンも受けるようにしました。レッスンではグリップから直してもらい、スイングの形を修正するのではなく、そのようなスイングになってしまっている原因を直していくという指導方法に、なるほど〜と思ったものです。

2018年8月には、ドラコンのイベントにアマチュアとして参加してみました。

JPDAの「飛びゴル in 茨城」参加

ここで271ヤードの公式記録が出て、

IMG_5001.jpeg

この記録ならシニアの部で十分プロになれる、と言われて、ゴルフ業界の人達とのネタにもなるだろうとプロテストを受験しました。

この頃でヘッドスピードは大体44m/sくらいだったと思います。

また、プロになったときに、せめてドライバーくらいは良く飛ぶ道具に、と考えて、ドラコンで評判の良いドライバーを購入しました。

ドラコン用ドライバー完成

このあたりで、ヘッドスピードが47m/sを超えるようになりました。ドライバーのシャフトが長くなり、しなりがあって軽くて振りやすくなったことも大きなポイントですが、普通のドライバーでも45m/sくらいは出るようになりました。

そして、2019年1月にめでたくプロのライセンス証書が届き、

5262B864-2176-4500-87BE-D2DBD0E88C51.jpeg

ドラコンプロとなったわけです。

現在では、ヘッドスピードは47~48m/sくらいでそこそこ安定して飛ばせるようになり、ミスを気にしなければ50m/sを超えるくらいは出るようになりました。

練習場でなら10球打って10球とも250ヤードくらいは良い感じで飛ぶようになりました(が、コースではやっぱり成功率は半分くらい?)。疲れた感じで(実際に300球近く打った後の動画)軽く振っているように見えると思いますが、これで45~48m/sくらいは出ています。

ちなみに、ヘッドスピードが48m/sくらいで、コースボールでキャリーで260ヤードくらい、ランも合わせて300ヤードくらいでは、一般的なドラコン競技の中では全く勝てないレベルです。シニアの部でもなかなか難しいでしょう。JPDAのドラコン競技では、精度も問われるアキュラシードライブがメインです。1発飛ばせば良いだけではなく、6球中3球入れてはじめて上位が狙えるというルールなので、飛距離と精度両方を磨く必要があり、それはゴルフのラウンドでも大いに役立つ、というコンセプトが気に入ってJPDAに加わりました。まあ、300ヤードでは3球入っても勝てないでしょうけれど・・・。

さて、振り返ってみると、ドラコンプロになれるようなヘッドスピードや飛距離が出るようになったポイントは2つかな?と思います。

・測定機で毎回ヘッドスピードや飛距離を意識していた

 ラウンドして調子悪かったりするとスイングを変えたくなるものですが、それによってヘッドスピードがどんどん低下してしまってはゴルフの楽しみの一つが減ってしまいます。それに、レッスンを受けようかとプロに相談したときに、「多少飛ばなくなってもいいから、方向性を安定させたい」と話したところ、プロから「正しいスイングになれば、方向性も安定しますが、飛ぶようにもなるのです。どちらか片方というものではありませんよ」と言われました。ヘッドスピードが低下するようなスイング改造はそもそも間違っている可能性もあります。

 ヘッドスピードを意識して練習していると、「どう振ったときに速くなるか」が意識できるようになり、結局力んで振るよりも、手首の力を抜いてヘッドが勝手に遠心力で回るように振る方が速い、とわかりますし、体調や練習量との関係、さらには、練習場ごとのボールの反発の違いなどもわかります。「よくわからないけど調子悪いな〜」と悩まずにすむ感じですね。

 年を取るとヘッドスピードはどんどん低下する、と言われますが、私の場合は今のところ52歳でどんどん飛ぶようになっていますので、やはり意識して練習するかどうかなのではないかと思います。

・プロの客観的なアドバイスは大事

 私は自社の客先のゴルフ練習場で、プロにスイングを見られて、「アイアンが打てないのにドライバー打っても無駄だよ」「フェースの意識もしないで振っても、振る意味ありませんよ」と冷たい言葉を受けて、プロを避けていたくらいなのですが、上手い友達がいればプロでなくても良いかも知れませんが、客観的なアドバイスはとても大事だと思います。昨年レッスンに行くようにならなければ、変なグリップが原因でいつまでも方向性も悪く、飛距離も出ないスイングしかできなかった可能性は高いです。プロの教え方にもいろいろあると思いますが、一番ありがたいのは、形を矯正するよりも、その形になってしまっている原因を教えてくれることだと思います。そもそもグリップ・アドレスが悪いとその先で小手先の変更をしてもまともには打てません。そして、私のように自己流で悪い癖がついていると、全体が直るまでには時間がかかります。でも、悪い癖が残っていても徐々にまともに打てるようにはなり、そのうち悪いところに自分でも気がついて直せるときが来ると思います。その時間がかかっている間に、せっかく直したグリップなどの基本がまた崩れてしまうことも多いものです。定期的にプロに見てもらっていると、「あれ?グリップが戻ってしまってますよ〜」とすぐに指摘してくれます。実はレッスンでプロからヘッドスピードを上げるコツは一度も教わっていません。でも、ドラコンやるならこういうことを気をつけると良いよ、というアドバイスはしてくれました。

 私は測定機としてmevo以外に、M-Tracerも買いましたが、スイングの様子が分析できるのはとても楽しいものの、どうやって直せば良いのかがわかりませんでした。こういう練習をしましょうという情報も出てくるのですが、やっぱりプロの目の前で、その瞬間に指摘してもらえないとわからないものです。

練習場システムを手がけている私としては、自分自身がまずはヘッドスピード測定機のおかげで飛ぶようになったこともあり、練習場の全打席にヘッドスピード測定機を装備できるシステムにしたいと、メンバーと一緒に開発を進めています。飛ぶことはたくさんあるゴルフの楽しさの中でも格別なものだと思います。広いホールでスカーッと自分が打ったボールが飛んでいくのはゴルフの醍醐味の一つです。そんな楽しさを一人でも多くの人に味わってもらえるようなシステムを提供できればと思っています。

せっかく関わった仕事ですから、自分自身も楽しみたいですし、同じように楽しめる人が増えるような、夢のある仕事をしたいと考えています。

Comment(0)