誕生日前夜

明日が誕生日なので、今日で47歳も終わりです。我が家の高校生・中学生の子供達を見ていると、自分もついこの間のことのように感じますが、成人してからの方が、あるいは、社会人になってからの方が長いような年齢になっていることに驚くばかりです。自分の両親が47歳くらいの頃も、ちょっと前のことと思い浮かべることができる感じがします。

肥満児で運動が苦手で泣き虫でいじめられっ子だった小学校低学年時代、小学校高学年時代に通った四谷大塚進学教室のおかげでほとんど努力せずに成績だけは良かった中学時代。進学校で勉強への興味がすっかりなくなった高校時代、荒れてた大学時代と、子供の頃を思い出しても一瞬の出来事だったと思います。

社会人になってからも、天の邪鬼な性格から人に従うことが苦手で、苦労ばかりする割にはほとんど美味しい思いをできずにこの歳にまでなってしまいました。後悔するような性格ではないので、過去を振り返っても、まあ、これはこれで良い人生だったのではないかとも思っていますが、そろそろ美味しい思いでもしながら、心安らかにすごしたいとも考えるのですが・・・

この歳になって振り返ってみると、勉強でも仕事でも、たまたまうまくいったということはほとんどなかったというのが正直な感想です。頑張ったかどうかは別として、取り組んでみたことは結果に繋がってきたと思いますし、やらなかったことや手を抜いたことは、やっぱり結果が出なかった気がします。美味しい思いができていないということは、それに見合う努力が足りないというだけのことでしょう。

家庭では子供達が年頃で、家の中での揉め事が絶えませんが、父親として恥ずかしくない背中を見せていかねばなりません。

ということで、48歳になっても苦しい人生に変わりはありませんが、そろそろ道を絞りつつ、結果を出していくべき年齢だと考え、今までの経験を無駄にすることなく進んでいこうと考えているのでした。