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プログラミングでメシが食えるか!?

「相手が自分を理解してくれない」と考えることが駄目!

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最高気温36度のバンコクから帰国して、あまりの寒さに体がついていけない状態です。。

さて、何度かイラつかない方法とかをこのブログで書きましたが、その後も、とにかく皆さんイラついていることが多いので、また書きたくなってしまいました。

最近感じたパターンは、「相手が理解してくれない」というパターンです。「なんで分かってくれないのだ!」「こっちだってこういう状況なのに!」という感じでにイラつくパターンです。そして、そのイラつきを相手にぶつけてしまいます。

何度も書いていますが、イラついた状態で怒りを相手にぶつけて何か解決するのでしょうか?ますますひどい状態になるだけだと思うのですが・・・。

相手が理解してくれないと思うから駄目なのです。「自分の伝え方が悪かった」と考えれば良いのです。「話し方が悪かった」「文章がわかりにくかった」「手段が悪かった」など、自分側でどう努力すれば理解してもらえるかを考えることは、解決に向かう可能性がありますから、怒りをぶつけるより数百倍良いことです。

コミュニケーションは鏡のようなものです。自分が怒りをぶつければ、相手も壁を作って防御しますし、攻撃も仕掛けてくるかもしれません。こちらが心を開けば相手も心を開いてくれるものです。怒りをぶつけることは、関係をぶちこわすことにつながるだけです。

同様に、相手が怒りをぶつけてきても、それを跳ね返して怒りをぶつけ返すのは駄目です。なにも解決しません。聞き流してあげれば良いのです。短気な人の多くは言いたいことをぶちまけ終えると気が済んで、その後は聞く耳を持ってくれる人が多い気がします。相手がイライラしているときに反論してもますますひどくなるだけです。

イライラしている様子をすぐに気付かれてしまうのも損です。表情、仕草、行動など、イライラしやすい人の状態は大抵、周りの人はすぐに分かるのです。「不機嫌な顔つきになる」「足を震わせる、バタバタさせる」「座っていられない」「他のことをやり始める」イライラしていることが分かると、周りは議論をやめる方向に持って行くしかなくなり、その場が無駄になります。結局損するのです。

こんなこと、冷静に考えれば当たり前だと思うのですが、本当にイライラしている人が多いのですよねぇ。

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