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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

A 「あいさつ文、たとえば『いつもお世話になっております。』なんてのを、テンプレート化している人がいるよね。生産性向上と称して薦めている本さえある。あれはよくない」

B 「どうして?」

A 「それは、手紙の冒頭に『いつもお世話になっております。』というハンコを押すようなものだからさ。そんな手紙をもらって嬉しいわけがない」

B 「じゃ、どうすればいいの?」

A 「い・つ・も・お・せ・わ・に・な・って・お・り・ま・す、とタイプするんだよ」

B 「テンプレートと同じじゃない!」

A 「いや違う。あいさつ文ってのは、それを書きながら、相手の顔なり様子なりに思いを馳せる時間を持つところに意味があるわけでしょう。読み手だって、そうやって自分を気づかう時間を取ってくれた事実に感謝するわけだ。その時間を省略してどうする」

B 「そんなの精神論じゃないか。論理的じゃないよ」

A 「そりゃそうだ。そもそも、あいさつは心の表現でしょう。精神論がイヤなら『いつもお世話になっております。』なんておためごかしのコピペ挨拶なんぞやめて、用件だけ伝えなさいよ」

B 「んー、それじゃあまりにも……。たとえば、SMTPだってHELOというあいさつコマンドから始まるじゃない?」

A 「なるほど、テンプレ化された『いつもお世話になっております。』はHELOコマンドなわけだ。ま、そういう定型的な手続きとしてのあいさつ文があってもいいのかもね」

 

昨晩ひさしぶりにプログラミングをしていたら、こんな会話が頭に浮かんできました。とりあえずそこらへんの紙に書き付けて、今朝清書した次第。

koji

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コメント
tate 2009/07/16 00:12

いつも楽しみに拝見してます。
Aさんのコメント、私も以前からそう思ってました!

実際私の周囲にも、メールの末尾に毎回「以上、よろしくお願いいたします。」など書いている人がいて(=テンプレート化)、「お願いされたくなーい」という気持ちになります。

なお、私の場合は、気持ちをこめながらキー入力を…と言いつつも、辞書登録による入力キー数削減をしてたりします(笑)
(よろしく⇒よろしくお願いいたします。)
(おせわに⇒お世話になっております。)

koji@発想七日! 2009/07/16 08:52

tateさん、コメントありがとうございます。実は、まさにBさんが「『辞書登録による省力化』はどうなんだ」と言い、Aさんが「ツールの問題じゃない!」と返すくだりも書いておりました。なんだか長くなってしまったので削りましたが。
僕自身はメールにあいさつ文を含めないほうですし、紋切り型のあいさつ文をいただいてもあまり気にしませんが、心情的にはAさんに近いですね。ただ、テンプレートから文章を作成しても、きちんと読み直すことで、あいさつ文が本来の役割を果たしているかどうかを確認している人もいらっしゃるでしょう。推敲に時間を割くために入力の手間を省くのは、結構なことだとも思います。


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堀内 浩二

堀内 浩二

(株)アーキット代表。
「個が立つ社会」をキャッチフレーズに、起業・転職支援やビジネスリテラシー研修などを提供しています。 個人向けにはチャレンジ応援サイト「起-動線(きどうせん)」を運営。

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