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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

80歳の自分への投資

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 私は日誌をつけています。五十年以上になるけれども、今までは読み返そうとしなかった。心がつねに先へ先へと走りがちで、過去を省みなかったからです。

 ところが最近になって、昼寝の時などに、日誌の一冊をとりだすようになった。八十という年齢になったせいでしょうか。

― 加島祥造 『求めない』 小学館 2007年

80歳になってから、50年間の日誌を読み返してみる。なんだかいいですね。それを目的にして日記を書くというのは本末転倒かもしれませんが、意外に良い効果があるかもしれません。

営業はサイエンス 必ず成功するための72のセオリー』に、「よい報告書を書くために仕事をする」という項がありました。一見すると逆説的ですが、理にかなっています。よい報告ができるように仕事を組み立てていくことで、自然と目的意識が高まるからです。

image 昨年作った「1200ヶ月記」は、いわば人生のまとめサイト。人生の報告書はひとり1枚しか作れないと思うと、毎月のエントリもちょっとまじめになったりします。

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