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多くの人たち、特に一芸に秀でた人たちは、他の分野をばかにしがちである。他の知識などなくとも十分だと思う。一流のエンジニアは、人間について何も知らないことをむしろ鼻にかける。彼らにすれば、人間というものは、エンジニアリング的な視点からは理解しにくく、あまりに不合理な存在である。逆に、人事部門の人間は、会計や定量的な手法を知らないことを鼻にかける。
― 『P.F. ドラッカー経営論』p600
氏は、上記のような態度を「無知の元凶ともいうべき知的傲慢」と書いています。
この厳しい言葉にハッとさせられました。
自分の専門内に他者が足を踏み入れてくると、激しく排斥する。
間違いでも犯そうものなら、徹底的に攻撃する。
一方で、自分の専門外のことには、近寄ろうとしない。
ある領域の専門家を自認するがゆえに、その他のことについては、
「知らないことをむしろ鼻にかける」。
なんだか、今でもやっている気がします。こうなっていたら、「そっと」教えてください。
コメントとかに書かないように(笑) > 友人・知人諸兄
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