発想七日!:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 発想七日!

日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

« 2006年12月29日

2007年1月5日の投稿

2007年1月10日 »

アキヒトさん(シロクマ日報)のように読ませるblogを書ける力量の持ち主にしてなお、blogに関して3つの目標を立てておられる。その向上心にハッとして始まった2007年でありました。

その目標の最初は「短く!」。僕も短いエントリが好きです。読むのも書くのも。

なぜ短い方が良いのか?
一概にそうとは言えません。ただ当blogに関しては、日々の「ハッ、そうなのか!」をシェアするだけ。そのテーマに見合った長さが、つまりサクッと読める程度が、よいかなと思っています。
なぜ長く(したく)なるのか?
個人的な観察によると、大きく2つの理由があります。
1つめは、読み手の疑問や反論が頭に浮かんでしまうため。そうなると、僕のような誠実な書き手は ;-) 、予め予防線を張りたくなってしまいます。
2つめは、書きながら考えが発散するため。アイデアがメモとなって残るので書き手からすると嬉しいこともありますが、読み手からすると迷惑ですね。
とりわけblogでは短くまとめるのが難しいとすれば、それはなぜか?
これも同様に2つ考えつきました。
1つめは、構成を考えて書く媒体だと思っていないから。ダラダラ書いてもいい場所だと思っているから。
2つめは、考えながら書くのが楽しいから。

では、どうすればよいのか?まだリストできるほどまとまっていませんが、それでも挑戦。

  1. 【テーマ】テーマを絞る
    そりゃそうだ、ですね。僕は一応下書きをしますが、テーマが膨らんできたらネタ帳に移し、1エントリのテーマは1つにし(ようと努め)ています。
  2. 【構成】型をつくる
    「今日のファクト」「ふ~ん、それで?」の2段構成で発想を促そう』などと偉そうに書いたり、『客観と主観をセットで、テーマに結び付けて』などと偉そうに書いたり、したことがありました。
    基本的には「ファクト+感想」という構成で、どちらかの要素が面白かったらOKという感じでよいのでは。
  3. 【文章】形容句を削る
    書いたら推敲するわけですが、これだけはシェアする価値ありと、個人的に重要視しているコツがこれ(「従兄レンの驚異の形容詞壺」という短編をご存じの方?)。
    まず書く。一度形容句(形容詞や副詞)をすべて削る。必要な形容句を足す。これだけで、論理の整然・叙述の迫力がいかに増すことか。
  4. 【例外】続き物にする
    どうしても長くなるなら、いっそ連載に。ただし、連載を読破してくれるユーザはUnique Userの1割未満と心得るべし。

結局長くなってしまいました。今年も面白企画でご一緒しましょう!>仕事仲間の皆様。

【業務連絡】新年のご挨拶が遅れています。いただいたご挨拶状/メールなどにお返事できていませんが、来週中には必ず!

koji

« 2006年12月29日

2007年1月5日の投稿

2007年1月10日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

堀内 浩二

堀内 浩二

(株)アーキット代表。
「個が立つ社会」をキャッチフレーズに、起業・転職支援やビジネスリテラシー研修などを提供しています。 個人向けにはチャレンジ応援サイト「起-動線(きどうせん)」を運営。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
koji
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ