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SFA/CRM再び?

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 米ガートナーがSFA分野の最新のマジッククワドラントを発表したというニュースを読んだ。マイクロソフトとZohoが新規にチャート入りしたそうだが、それよりも気になったのは記事中にある以下の一文。

ベンダーの評価は2010年と比べて50%高まったという。SFA 配備の主な側面は、これまでと同様に会計処理、契約手続き、機会管理、販売プロセス、および営業活動に利用できる中核的な機能だ。

 CRM/SFAは定期的に盛り上がり導入企業が増える。そして半数以上が使い込みに失敗し導入効果を得られないまま辞めていく。もうこのサイクルは何度目か記憶しきれないほどだが、また新しいサイクルが始まったようだ。

 そういえばシャノンが発表した「国内BtoBマーケティングの現状と課題」という調査結果の中にBtoB企業での各種システムの採用率のグラフがあったが、案外とSFA/CRMの導入数が低かったことを思い出した。BtoC企業に比較してBtoB企業での採用が遅れているようなのでこのあたりにはまだまだビジネスチャンスがあるのかもしれない。

 

20110822

{グラフの出所は、シャノン『国内BtoBマーケティングの現状と課題~「BtoBマーケティング活動状況に関するアンケート調査」レポート~』(2011年6月)}
 ※このレポートはITmediaのTechTargetからダウンロードできます。

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