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“軽自動車1台分の費用”でヨットを所有して港や島を旅できる、ってホント?

船長!海が荒れてきました!ど、どーしましょー!

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老練な先輩船長から教えてもらった、もろもろな話を書き連ねてみたり。

・一緒に乗っている乗員を不安にさせない。普段と同じ表情で淡々と操船を続けること。

・乗員の意見は十分に聞いて決断は船長がする。理由を説明する必要はない。

・一度決めたら、不満の声が聞こえてきても船長の責任で完遂する。

・船長は大きな声を出さず叱らず。大きな声は混乱を誘い、叱咤は不満を溜める。

・食糧と水は、どんなにわずかであっても等しく分ける。最初に病人とけが人に渡し、それから乗員で分け、船長は最後にとること。食事の不公平は恨みと対立を生む。

・食糧と水は半分に分け、予想される航海日数で一方を配分する。

・その半分を消費したら、残っている半分をさらに半分に分け、その後に予想される航海日数で一方を配分する。

・あとはこの繰り返し。1回の配分が減る不満より、なくなる不安の影響が大きい。

・体を伸ばして休息できる場所を確保する。場所が足りないときは休息時間を交代してでも確保する。手足を伸ばして休めない精神的身体的消耗は睡眠不足より甚大。

・先のことを考えると疲れるのでやめておく。

・とはいえ、目の前に解決すべき問題が多々あるので、先のことはあまり考えないですむ。

・問題が1つ解決したら、それをみんなで祝ってあとは寝て過ごす。

(Gambappe FUKUSHIMA)
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