自分から会社を去る時、会社が無くなってしまう時。会社のブランド力なしで勝負する状況はそれぞれかもしれません。そうなった時に、今の自分のブランド力で何ができるのか? 今から何を準備していくべきなのか? 私自身の経験やさまざまな人たちとの交流を通じて、気づきなどをシェアして行きたいと思います。

景気回復なのに、解雇宣告!?

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円安、株高、消費増加.....

などなど、アベノミクスに対する期待から景気の回復を具体的に感じられるようなニュースがメディアに踊っています。我々ビジネスパーソンに直接関係するものでは、賃金のアップ、中途採用の求人が急速に増えてきているようです。ですが、明るいニュースを手放しに喜んでもいられないようです。

これら明るいニュースの一方で、解雇宣告を受けた人も、実は多数おられます。私の身近な所では、あるプロジェクトで一緒だった方が、週が明けた月曜から休みが続き連絡が取れないと思っていたら、実は解雇宣告を受けて出社しなくなったということがありました。彼の所属企業の業績は悪いどころか、むしろ好調で、昨年に比べ2.5倍のペースで人員を採用しています。

では、なぜ、彼は解雇されなければならなかったのでしょうか?それは、この景気回復のタイミングで成果の出せない人材を一気に入れ替えてしまおうという動機が企業サイドに働いたと思われます。これまでは、業績が回復の課程では、様々な要因による人員の補充がメインでした。しかし、今回の景気回復局面では、その補充+成果の出せない人材の攻めの入れ替えが行われています。これは彼の所属企業の採用ペース2.5倍という数字でもおわかりいただけると思います。

これは特定の企業や業界に固有の事象なのでしょうか?他の解雇宣告を受けた方々のお話を聞く限り、特定の企業・業界といった傾向はみられません。そして日本企業も例外ではありませんでした。とある製造業にお勤めだった方によると、夏のボーナス支給を増やしながらも(少しですが)、赤字・黒字部門にかかわらず、各部門5%程度の人員削減を非公式に実施したとのこと。もはや、景気や業績が回復すれば、そのメリットを誰もが享受できるという図式はもはや成り立たない時代になっているのかもしれません。

このような環境で生き残るためにも、日々のニュースに踊らされることなく、経済がどう動こうとも、自分の価値の客観的な分析と高めていく努力を忘れないようにしたいところです。

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