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ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

「やらされ」仕事を、「やりがいのある」仕事に変える方法

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 会社での仕事の多くは、上司やお客様、関係部門からの依頼、指示、命令による「やらされ仕事」である。

だからあきらめて、言われた通りにやるのもいいが、せっかくだから、

・やる気のでる、やりがいのある仕事

・自分のスキルアップになる仕事

 にしたいところである。

これができれば、仕事そのものの生産性、クオリティは飛躍的に向上する。何より、仕事が楽しくなる。 そのための簡単な方法は、

「受けた仕事に自分のアイディアを”一つだけ”入れる」

 ことである。 例えば、お客様から

「製品紹介資料送って」

「見積もり持ってきて」

「先日やったイベントのプレゼン送って」

 などと言われた場合に、単に資料見積もりを送るのではなく、

・その製品に関連した情報を定期的に情報提供しているサイトやブログのURLも送る

・それらの相談相手になるビジネスパートナー一覧を送る

・最近の事例を付けて送る

・同様の製品やソリューションの事例を送る

のように、一つだけ自分のアイディアを入れるのだ。また、資料などの提供方法もアイディアが入れられる。

日頃、メールに貼って送るっているのであれば、

・宅ファイルで送る

・LotusLiveやWindows Liveで共有する

・Web会議で簡単に内容紹介して、Web会議で送る

・機密情報やプライバシーに問題なければ、汎用化して自分の外向けブログで提供

などの工夫が出来る。 社内の関係部門や、販売店やメーカーなどの日頃の取引先(私たちはビジネスパートーナーと呼ぶ)から、

「イベントやるから、会場手配と講師手配よろしく」

などと言われた場合も同様だ。単に会場を予約して講師を手配するのではなく、平行して

・自社のメールやWebサイトなどイベントの集客に関して協力できることを洗い出して提案

・Webセミナー、twitterやセカンドライフでの中継

・他のうまく行ったイベント企画の成功ポイント紹

なども行うようにすると、取引先や上司の満足度とあなたの評価は向上するだろう。

<注意事項>

 注意しなくてはならないのは、沢山のアイディア、提案、工夫を入れずに

「一つだけ入れる」

ことである。沢山入れてしまうと、その一つの仕事でのワークフォード(仕事の負荷)が増え、他の仕事に目が行かなくなる可能性が出てくるからだ。また、失敗する可能性も高くなる。

 それらの提案が、自分にとって新しいものではなく、当たり前のものになってくれば、良いが、それまでは、最も効果がある、受け入れられる可能性の高いものを一つだけ入れるようにするべきである。

 もし、これらの提案、アイディアが上司やお客様から受け入れられれば、さらに自分の仕事として遣り甲斐がアップし、新たな経験を積め、スキルも向上するのである。 日々、試して欲しい。

ビジネススキル → http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/cat3829474/index.html

けんじろいtwitter: https://twitter.com/kenjiroy

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