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SONYがAPPLEに勝てない理由。

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iPadキラー? 新VAIO type Pは軽量でカラバリが素敵

VAIO typePは、iPadのキラープロダクトには絶対にならないと思う。コストパフォーマンスが、iPadの方が圧倒的に優れているからである。ノートPCやiPadのように、モバイルコンピュータを買う場合、バッテリーと重さ、そして安さが、モバイルコンピュータを買う際の判断基準になるケースが多い。iPadは約2倍バッテリー時間が長く、60g重いが、価格はVAIOよりも40%(約3万円)安い。そして画面も見やすく大きい。

ダーウィンの『種の起源』的な考察をすると、環境適合しなければ進化はありえないのである。デバイスが変われば、UIやOSも当然そのデバイスに合わせて、最適化していかなくてはならない。モデルチェンジしなければならないということである。VAIO typePは、すべてにおいて従来のノートPCからのマイナーチェンジであり、環境適合できていないのではないだろうか。一方でiPadはMacBookと比べても分かる通り、すべてにおいてモデルチェンジを行っている。コンピューターの中枢になるCPUまで、AppleはA4というCPUまで自社開発したのである。実はtypePには、あまり知られていないと思うが、電源OFFからクイック起動専用の独自OSが組み込まれている。UIはゴールまでの展開フローが分かりにくいという懸念もあるが、つまり、このような独自OSで固めれば、まったく新しい、いわゆるソニーらしいプロダクトリリースがありえたのではないだろうか。

しかしAppleのUIの技術は本当に凄い。
下記はAppleUIが齎した奇跡のVTRである。
参考ムービー:3歳と4歳のiPadセカンドインプレッション。

Appleの新製品開発における、重要なるポイントは、『妥協せず、貫徹すること。』これに他ならないと感じる。完全に貫徹したプロダクトは、ワールドを形成し、それを手にしたユーザーは、その瞬間ストーリーが始まり、オンリーワンになる。これらはオリジナルなので、それが他社を寄せ付けない高い参入障壁になり、他社は追いつくことが出来ないオリジナルになる。結果的には、"オリジナルこそが、最大の優位性を持つ"ということに終着し、AppleにSONYは勝てないと思う所以である。

外気が入ってリフレッシュと、捉える見方もあるかもしれないが、組織のトップや多くの株主が外国人に支配されたソニーは、もはや日本の企業ではなくなったのではないだろうか。。これもグローバル環境への適合に然り。高い実を食べて生き延び、首が長くなっていったキリンのように、やがて自然淘汰されていくのであろうか。

4270004215スティーブ・ジョブズの流儀
三木 俊哉
ランダムハウス講談社 2008-10-23

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iPadがiPod touch、ノートPCの売り上げを侵食――米調査

今日、マイクロソフトの元社長である成毛さんが、興味深いtweetをしていたので返信してみた。笑 tweetの通りなのだが、結局考えてみると一長一短でもあり、セットアップを簡単にするならiPhone。ギークであれば、Pocket WiFi+Skype+iPodtouchであり、世界中に掛けても通話料が無料であるのは、最強ツールである。早くiPhone4Gでないかなぁ。デザインの希望は、iPadの電波障害を改善前提でiPadのコンパクトver。笑 昔はPC筐体に合わせて、ポリカーボネートの白黒展開であったが、クールなアルミで出来たユニボディに包まれたプロダクトがリリースされている今、次に出るiPhoneは、アルミ筐体だと思われる。

4478012245大人げない大人になれ!
ダイヤモンド社 2009-11-20

by G-Tools


考えがユニークな人の共通点であると思うが、若い。
質問して、んだんだwwと返答するのにびっくりした。笑
僕もいつまでも大人気ない大人でいたいと思う。

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