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8. コミュニケーションを「場所」から解放した立役者

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インターネットによる「働き方」の急激な変化を実現した環境として、クラウドと共に重要な要素が、スマートフォンの登場だ。

スマートフォンの前は、ガラケーなどと呼ばれる携帯電話だが、それ自体も大きなイノベーションだったと思う。

私が初めて携帯電話を所有したのは大学2-3年ぐらい。周囲の友人から連絡がとれないのでもってくれと言われたのが携帯を持った理由。
今の人には当たり前だが、携帯電話がない時代は、よくちゃんと待ち合わせができたものだと思う。
今は適当に場所を決めて携帯でやりとりするが、当時は時間と場所をかなりしっかりと決めないと会えなかった。
彼女の家に電話をかけるのも親が出たらどうしようとドキドキした経験があるというのはかなり古い世代の人間となってしまった。

「働き方」とは少しそれてしまったが、今も昔も仕事の基本は「人とのコミュニケーション」。

電話は重要なビジネスコミュニケーション手法だったが、大きな難点は場所に縛られていたこと。

「コミュニケーションを場所から解放した」と言う意味で、携帯電話はイノベーションだったと言える。

どこにいても連絡されてしまうと昔を懐かしむ人もいるが、もうなかなか逆行はできない。

携帯電話も進化を続け、私たちがSansanを起業して名刺管理サービスを提供し始めた時は、
ビジネスマン向けに名刺読取機能がついた携帯電話が発売され、気になって購入して使ってみたりした。
(名刺読取機能がついた携帯は、精度などの問題もありなかなか普及しませんでしたが。)

今はガラケーなどと若干ネガティブな表現もされる携帯電話だが、
このパーソナルデバイスの登場がこれからの「働き方革新」の重要なきっかけにもなったと思う。

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