「モバイル」から端を発したさまざまなこと、製品やサービスを利用してみた感想や、業界のトレンドに対する個人的意見、感想、そして身の回りでおきたことなどを、kei_1独自の視点で書いていきます。

中国・天津旅行記(5) 中国で人気のソフトウエアたち

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 中国・天津市の旅行記、第5回は少し趣向を変えて、ITmediaらしくというか、中国で人気のソフトウエアを紹介しようと思う。

 ちょうど、誠ブログのお題が "最近「ハマってるアプリ」って何?" なので、これにも該当する。まさに私自身が、今、ハマっているアプリである。これを使って、妻の実家と、天津旅行の事前の相談や、その後の写真の共有などをしている。国際電話が無料でできることはもちろん、もう、なくてはならない存在だ。

 今回紹介するのは、いずれも腾讯(Tencent.inc)の開発したWeb上のサービス、もしくはSmartPhoneアプリである。

 

QQ

 QQは、Skypeの中国版というような、テレビ電話やチャットのできるIP電話ソフトである。PC版、Mac版、iPhone版、Android版と、マルチプラットフォームで利用できる。オリジナルの中国語版のほか、インターナショナル版として、英語や日本語メニューの使えるバージョンもある。

 QQのアクティブユーザは8億人を超えているという。Facebookの11億人には及ばないとはいえ、すごいユーザ数である。

QQインターナショナル版

QQインターナショナル版のページ

 

QQインターナショナル版メインメニュー QQインターナショナル版のメインメニュー (PC版)

iPhone版 QQ

QQ日本版のメインメニュー (iPhone版)
iPhoneやAndroid用のQQには
「日本版」が存在する。


 QQは後述のQQ空間や、QQWeibo(腾讯微博)、WeChat(腾讯微信)と統合され、FacebookやLineに匹敵するような総合ソーシャルネットワークサービスとなっている。ただし、QQ本体以外は残念ながら、ほとんどが中国語版のみのサービスである。

QQ空間 Qzone

 QQ空間「Qzone」は、Webブラウザから利用するFacebookのタイムラインのようなSNSである。友人と写真やメッセージを共有できる。

 旅行中に撮った写真の共有に使っているが、大量の写真のアップロードが予想以上にスムーズで高速である。この点では、もしかしたらFacebookやFlickrよりも使い勝手が良いかもしれない。

qzone.jpg

QQ空間 Qzone

qzone-photo.jpg

QQ空間 Qzoneの写真共有画面

 「旅行の写真」を選択しアップロードした写真は、自動的に撮影日ごとに整理して表示され、訪問先を入力するだけで、旅行記のようなページが簡単に作れる。これは、FacebookにもFlickrにもない、大変便利で使いやすい機能だ。

Qzone iPhone版 QQ空間 Qzone (iPhone版)


SOSO地図

 最後に、私が中国でお世話になった地図サイトを紹介しておこう。SOSO地図である。

 慣れない土地での活動には地図が大変活躍する。GoogleMapでも中国の地図は表示可能だが、やはり現地の地図サイトの方が詳しく情報が掲載されている。

 SOSO地図の機能は、GoogleMapをかなり意識して作られているようで、ストリートビュー相当の機能が実装されており、ちょっとした驚きである。


sosomap

SOSO地図


 Web版だけでなく、iPhone版、Android版もある。見知らぬ土地で、地図上で自分の位置が確認できるのは、繰り返しになるが、とにかく便利。お薦めである。

IMG_2197.PNG

SOSO地図 iPhone版の画面

モバイルルータを使って、iPhoneをインターネットに接続し、
GPSの機能を使って、SOSO地図上に自分の位置を
表示しているところ。青色の矢印が自分の位置と向き。


 ご存じの方も多いと思うが、中国では政府による規制のため、FacebookやTwitterなど、世界的に人気のサービスが使えない事情がある。しかし、中国ではこれらに代わるサービスが普及しており、独自の進化を遂げている。もちろん、FacebookやTwitterの影響も大きく受けた上で、中国の利用者の趣向を取り入れたものである。たとえば、彼らはメールアドレスを持っていてもあまり使わず、QQのメッセージングの機能でコミュニケーションを取ったりしている。日本では「LINE」がこれに近いイメージかもしれない。

 また、世界中で広く活躍している中国人たちもこれらのソフトウエアの熱心な利用者である。中国人と知り合いになったら、メールアドレスではなく、QQのアカウントを尋ねることをお薦めする。きっと、「中国人のことをわかっているひとだな」と思ってもらえると思う。

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