「モバイル」から端を発したさまざまなこと、製品やサービスを利用してみた感想や、業界のトレンドに対する個人的意見、感想、そして身の回りでおきたことなどを、kei_1独自の視点で書いていきます。

書評:プロが教えるWebマーケティング&集客・販促【完全ガイドブック】

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編集部より書籍を頂戴したので、さっそくブログのネタにさせて頂くことにしよう。

ちょうど、私は自主出版の電子書籍を出したばかりで、まさにWebマーケティングでの集客・販促というところに課題を持っている。頂いた本は、そんな私にぴったりすぎるほどぴったりの本だった。

でも、かなり分厚い本で、選択肢としてもっと薄い本もあるのに、こちらをカバンに入れて持ち帰るか、一瞬ためらったのは事実だ。(笑)



福山大樹:著
ソフトバンククリエイティブ:刊
大型本 336ページ
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●SNSを使ったマーケティングの教科書

この本は、副題に「Facebookページ/Twitter/LINE@を活用した新しいWebマーケティングの教科書」とあるが、まさにひと言でいうとそんな本である。

基礎的な考え方から説明がなされ、特にFacebookページを使ったマーケティングの方法を、企業のいくつかの事例を含めてかなり丁寧に教えてくれる。

Facebookの操作手順から、運用を始める前に考えておくべきこと、そして、投稿するコンテンツでいかにしてファンを獲得するか、広告はどのようにして出稿するか、さらには、アクセス解析をして、どの投稿や広告が良かったかなど、傾向をつかみ、効果を高めていくプロセスについても書かれている。

Facebook以外では、TwitterとLINEが取り上げられているが、やはりFacebookでできることの方がたくさんあり、その威力も大きいこともわかる。

この本は、SNSマーケティングに欠かせない、あらゆる基本が書かれていてとても便利で、良い教科書といえるが、裏技や応用問題はほとんど登場しない。あくまで淡々と、基本を述べている。

実際のマーケティングでは、ここから先、試行錯誤の繰り返しが大変なんだよなあ、きっと。(私はもう既に人ごとではないのだが)

この教科書の段階を既に終了してしまった人には、必要がないという人もいるかもしれないが、それでも基本に立ち返るときには意味を持つようにも思う。少なくとも、私には、大変に役に立つ良書だと思った。Facebookの操作手順のレベルからの解説があり、大変実践的なのが好印象だ。

ただ、プロモーションの基本的な理論を学ぶには、この本だけでは足りないかもしれない。本書の冒頭に、「AIDMA」や「AISAS」、「SIPS」など、よく聞くマーケティング理論や概念が紹介されているが、大変表面的な説明にとどまっており、ここをより突っ込んでいくには、ほかの参考書と合わせて勉強していくのが良いだろう。

こうしたさまざまな切り口から試行錯誤を繰り返す、それがマーケティングの仕事そのものだと思うのだ。

SNSを使うと、個人でも大企業と肩を並べるような本格的なマーケティングをおこなうことが理論上はできるようになったわけで、試行錯誤は大変でも、ビジネスの成功の鍵ともいえる重要な知識・ノウハウであることは間違いない。

さて、私も試行錯誤を繰り返しながらの、勉強をさせていただくとしよう。


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