組織を超えてテクノロジーの発展、社会活用を推進しよう、というグループの中の人です。

記事への不満を次の機会に

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テクノロジー分野の企業PR支援を生業に、プロボノで「テクノロジー・ネットワーク」を運営する中の人です。

前回に続き、デジタルマーケティング情報サイトMarketingBase等で取材執筆する大下文輔氏とともに、取材を受ける立場として記事に関する課題解決のポイントを最後に述べます。

■ ちょっとした訂正ではすまない場合は

話し手としては、取材原稿もしくは最終的な記事で、例えばプレゼンテーションで主張したポイントが欠落していたり、インタビューで書いて欲しい発言が入っていなかったり、自分が書き手ならこうするのに、という歯がゆい思いをすることがあるかも知れません。

ちょっとした訂正ではすまないようなケースでは、細かな加筆・修正提案を行わず、書き手に「意図を伝えて相談する」ことをおすすめします。

書き手は意図を持って記事の構成を考え、字数制限などを踏まえて記述しています。それを話し手の思い込みで書き換えると、書き手の言論の自由を奪う迷惑行為とも受け止められかねません。書き手に対する話し手の不満は、「事実」でなく「意見」とわきまえ、トラブルにならないよう注意して伝えるべきです。

■ 不満を昇華する機会創出に

最終的に記事になった書き手の著作物に不満があれば、コンテンツオーナーとして次の展開を考えるとよいでしょう。事実との相違ではない「意見」の部分をくみとって記事を修正するか否かは、媒体が決めることである以上、あなたの意図を伝える新しい発表の場を設ける、オウンドメディア運営を行うなど、次の広報活動につなげるとよいでしょう。

話し手として伝える上で重要なのは、聞き手、書き手にとって価値があるか、です。記事に不満を覚えたら、それはあなたが価値あると考える情報が、新規性、時宜性、社会性を総合してはたしてニュース性があるか、を考えるよい機会になるでしょう。また、話し手としての技術、姿勢を見直す機会になるかもしれません。

以上、ふだんは文字にしないまま怒涛のように過ぎていくポイントを、大下文輔氏のおかげでまとめることができました。取材を受ける教育の欠如からくる、不幸なリライト攻防戦が減り、よりよいコンテンツが生まれる一助になればと願っています。

コウタキ考の転載です。

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