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「飲み会はニガテ」 じゃもったいない!会合を楽しむ3つのコツ

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 こんにちは!走る社長、かんどうです。やっと少し涼しくなってきましたね。この調子ならそろそろジョギングを再開しても大丈夫そうです。ウォーキングでなまった足を、ジョギングで追い込みながら秋に突入したいと思います!


 さて、今日のお題は「会合を楽しむコツ」です。わたし自身人の多い場所や会食が苦手だった時期があります。当時は本当に、「断る理由」を探すことに一生懸命でした。「家族が体調を崩していることにしようかな」等、本当に不毛なことに時間を使っていたものです。

 そんなわたしが、ある時を境に会合が楽しくて仕方ない状態になったのです。毎日とは言いませんが、週に1回くらいは会合があると嬉しいなぁ、というのが今のわたしの素直な気持ちです。

 わたしなりの楽しみ方3つは、こうです。


1.年代的に近い集まりであったり自分がメンバーの中心である場合、どんどん話して場を盛り上げる
2.場に沈黙が訪れたら素早く何か話題を振るゲームだと思う(「アイスブレイク」と言う会話テクニックの一つです)
3.目上の方との集まりであれば「インタビュー」のつもりでたくさんその方の知識を引き出す


 1.と 2.は完全にテクニックです。前回の新聞の記事でも書きましたが、時事ネタをある程度つかんでおけば、「そう言えば○○さんの好きそうな映画が公開されてるよね?もう観た?」と振ることができます。アイスブレイクについても、たとえば映画の話で誰も絡んでこなくて沈黙が訪れたのであれば、「○○に出ていた女優さん、私好きなんだよね。今人気ある女優さんなのかな?」と、ポピュラーな方の名前を挙げてみたり、「えー、じゃあ今まで観たテレビとか映画で面白かったのって何?」などと話題の幅を「映画」だけでなく「映画&テレビ」に広げてみたりすると、より多くの人で話しやすくなります。

 シーンとした時にみんなでシーンとしていても始まらないので、自分から「アイスブレイク」を決めていきましょう!荘厳な沈黙を自らの手で破ることができるようになると、自分の中の何かがはじけるように会話が楽しくなります。


 3.の目上の方との集まりの時には、周りの方々のお話を「心から聴く」気持ちが大切だと思います。特に年長の方は、「人に教えること」が上手な方が多いです。これを聞かないのはもったいない!可能であれば、自分が興味がある話題について語ってもらうと面白いです。
 たとえば「実はわたし昔の映画が好きで、特に○○が好きなんですけど、あの頃の映画で何かオススメはありますか?」でも良いですし、その方が話していた話題の中で興味のある部分を掘り下げて教えてもらうのも良いと思います。飲食店の話であれば、「さっきお話に挙がったお店って、若い人が友達同士で行っても大丈夫なお店ですか?」と質問してみる。実際、年長の方がいきつけにしているお店は、行ってみると本当に魅力のあるお店であることが多いです。お値段もランチなら手が届いたり。ビジネスランチの際、こういう話題で情報収集したお店を使うと、喜ばれる率高し、です。
 お勧めの本を聞くのも楽しいです。「○○さんや○○さんが好きなんですけど、他にお勧めの作家さんはいますか?」と聞いてみたり。音楽好きなら、お勧めのCDを聞くのも盛り上がるでしょう。

 

 正直な話ですが、わたしは営業の仕事を「会食が苦手だから」という理由で辞めたいと思ったこともありました。わたしが何よりつらかったのは「せっかく時間を作ってくださった相手の方々を楽しませられていない」という自責の念でした。わたしの会食嫌いは、せっかくの会食なのだから、楽しく過ごしたい!という強い思いの裏返しだということに、自分で気づいたのです。

 今、「実は会食が苦手」「沈黙が苦手」と思っている方の、何かのお役に立てれば幸いです。

楽しい会食でみんなが元気になりますように!

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