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ある時は販売員、ある時は営業マン、またある時は社長業! 経営に現場に走り回る日々の気づきブログ。元気の源は「ありがとう」。言う時も言われる時も気持ちのいい、魔法の言葉! 接客や営業ノウハウを中心に書いていきます。

飛び込み営業を20倍楽しむ方法【前日~朝編】

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 こんにちは!走る社長、貫洞です。

 今日は、飛び込み営業を20倍楽しむ方法 を書きます。わたしは、26歳までフリーターでした。本格的に仕事に就いたのは26歳です。記念すべき初就職が、飛び込み営業の会社でした。そして、会社を経営している今でも、定期的に飛び込み営業をしています。新しい出会いが楽しみな気持ちが常にあるからです。

 ただ、人によっては、飛び込み営業が好きではない方や、抵抗がある方がいると思います。また、好きで始めたとしても、何かのきっかけで気持ちが落ち込んでしまう事もあるでしょう。今日はまず、飛び込み営業をスムーズに行うテクニックを書いていきます。

 

ポイントは、以下の5つです。


1、前日のうちに、明日どのエリアを回るのかをしっかり把握しておき、
  交通ルートや起点、終点を決めておく

2、会社を出る時、事務所にいるみんなの顔を見て「行ってきま~す!」と言う
  (自宅から直行する場合は家族に、一人でも必ず大きな声で言う)

3、会社を出て、一番最初に会った人に「おはようございます!」と声をかける
  (誰にも会わず駅についてしまったら、駅員さんに言う)

4、自動販売機でなくコンビニで飲み物を買い、手渡してもらったら
  「どうもありがとう!」と言う

5、前日に決めておいた、飛び込みエリアの起点に着いたら、
  「さあ、いくぞ~!」と声に出して、間髪入れずインターフォンを押す


これで、一日のスタートはばっちりです。

 朝は、のび太くんが、明日来ていく洋服を枕元に置くように、明日回るエリアや行動予定等の準備をしっかり行います。これで、朝出社したら、あとは営業に出るだけです。余計な事を考える必要がない分、スムーズにスタートが切れるでしょう。そして、自分から積極的にあいさつをすることで「心が開いているモード」にチャッチャと切り替えてしまいます。
 現地に着いたら、まずは手近な所にある一発目のインターフォンを押すところから始めましょう。「ああ、今日もこれから一日が始まる...」などと考える前に、まずはインターフォンです。お客様が出てきてくれたら、「おっはようございます!わたくし、貫洞です~!」で、お話だけでもさせて頂けるよう、明るく挨拶をして、仕事をはじめましょう。

 

 余談ですが、わたしは飛び込み営業の仕事に就く前に、いくつか練習をしました。その練習とは、

・知らない人に道をたずねる
・知らない人に電車の乗り換え方法を詳しく尋ねる
・知らない人に、映画の前売り券を買ってくれないか頼んでみる

 です。少しずつハードルが上がっていきます。映画の前売り券は、リアルネットオークションのようなものですね。これは非常に勇気がいりました。

 これらの練習をしたことで、「知らない人に声がかけられたのだから、飛び込み営業もきっとできる!」と自信を持って入社初日を迎えることができました。(実際、この練習は今でもたまに行います。心が開いていない時は、こういう荒技で、心をこじ開けることもできます)
 ちなみに、人に道を聞く練習を続けていると、不思議なことに、人から道を聞かれやすくなります。人間とは不思議なもので、他人と話すことに抵抗のなさそうな「心が開いている人」を無意識で見分けられるようです。よく道をたずねられる人は、それだけで営業や販売に向いている、とわたしは思います。

 海外旅行などでは、人に道を尋ねることも多いのではないでしょうか?そしてそんな時、たまたま乗り合わせたバスや電車で、隣の席の見知らぬ人と会話が弾んだことはありませんか?人の心は目に見えませんが、伝わるものなのかもしれません。飛び込み営業というと、辛い作業のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、常に旅人のような、澄んだ、開いた心を持てる素晴らしい仕事です。もし、この仕事に就く機会があったら、ぜひ楽しんで欲しいと思います。

長くなりましたが、お読みいただいてありがとうございました。
(次回は初対面の話し方について書きます)
 

 

 

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