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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

支店展開3

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店舗に続いて支店を4つ出し、事業拡大は勢いを増し続けていました。

関係者を集めて会議するのに事務所では全然入りきりませんので、近くの会館を借りて会議をしていました。

今では関係者の大半が誰だったか忘れていますが、営業マン、店長、支店長、販売員など、頑張って動く人は20人くらいだったと思います。

ここまで来るのに、自然食品事業をやり始めてから3、4ヶ月くらいだったと思います。

いや、もうちょっと早かったかもしれません。

やっぱり、もうちょっと遅かったかもしれません。(笑)

でも、遅かったら資金がショートしますので、たぶんそれくらいだったと思います。

ということで、規模は拡大していたのですが、売上は拡大していませんでした・・・。

売上は増えていましたが、規模の拡大に追い付いていなかったのです。

そうなると、どうなるでしょうか?

赤字の垂れ流しになります。(笑)

よだれを垂れ流したら拭けばすみますが、赤字の垂れ流しを拭こうとしても、さらに赤字の垂れ流しになります。

支店を出して売上を上げようと思ったのですが、さらなる赤字を出してしまいました。

赤字を拭こうとすると、不幸になるのです。(笑)

何を書いているのかよくわからなくなってきましたが、見た目の拡大とは裏腹に、資金面では厳しさが拡大していたのです。

自然食品は、なぜか利益率が低い商品ほどよく売れていました。

何個か売れたら何万円の利益が出る健康食品のような商品はあまり売れなかったですね。

お客さんはわかっていたということでしょうか・・・?

竹炭が一気に売れれば楽になりましたが、床下竹炭も思ったように出ませんでした。

営業や支店長の全部が固定費ではなく、歩合給も半分くらいあったと思いますが、その半分の固定費が大きく経営を圧迫していました。

歩合給はやっただけもらえますので、ケツに火がついて頑張るかと思っていましたが、実際はそうではありませんでした。

そもそも、手作りの怪しいカタログ程度しかありませんので、本来ならば売れるものも売れないような状態です。

その割には売れていたほうかもしれませんが・・・

さすがの私も「まあ、何とかなるだろう!」ではすまなくなってきました。

支店を4つ出したところなのに、大幅なテコ入れをしなければならなくなったのです。

あ、気が付けば全然パッとしない内容で終わってしまいました。(笑)

まあ、2回に1回くらいはこれでもいいでしょう!

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