事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

儲かっている運送会社の特徴

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以前に仕事をしていた運送会社の専務が独立して社長となり、私も一緒に仕事をすることになりました。

独立するとなったら自由ですので、どんな事業をやるのか選択肢はたくさんあります。

でも、運送業界を極めた方だったので、やはり運送業を開業しました。

おそらく、他の事業は頭になかったと思います。

独立する人が10人いれば、同じ業界で開業する人は8人くらいいますので、別に不思議でもなんでもなく普通の話です。

ということで、オチも何もありませんでした。(笑)

あ、ここで参考になる話を思い出しました!

運送業界全体が冬の時代に入りつつありましたが、それでも儲かっている運送会社には大きく二つの特徴がありました。

一つは大企業の運送を請け負っている会社です。

バブル景気以前(はるかに以前?)の運送会社の多くは儲かっていたということでした。

運送会社をやれば儲かるということで、雨後の竹の子のように運送会社が乱立した時代もあったようです。

高い運賃が相場だったので、それくらい出さないと運んでもらえないと多くの荷主は思っていたわけです。

運送会社が増えると、当然ながら競争が起こります。

そうして値下げ合戦が起こり、どんどん運賃が下落し、廃業する運送会社も多くなってきたわけです。

でも、大企業から直で請けている運送会社は別です。

コバンザメのようにガッチリと大企業に引っ付いている会社は、そう簡単に離すことはできません。

運送会社だけでなく、どんな業種の会社でも同じですね。

相手は大企業ですので、営業に行っても門前払いで、コネを使っても簡単に入り込むことはできません。

また、他社に入られてはえらいことですので、少しの隙も作らないようにします。

その結果、大企業は世間の相場を知ることなく、昔のままの高単価運賃を出し続けてくれるのです。

もう一つは、単価の高い荷物を運んでいる運送会社です。

運賃はトラックの大きさと距離が基準ですので、中身が何であっても運賃は同じです。

動物の糞を満載していても、宝石を満載していても運賃は同じということです。

なぜ例が動物の糞かといえば、「糞=うんち=運賃」だからです。(笑)

動物の糞に対する数万円は大きいというよりも、商品より運賃のほうが高いですが、宝石に対する数万円は屁のようなものです。

なぜ屁かというと、説明の必要はないでしょう。(笑)

この二つのどちらか、もしくは両方をガッチリ押さえている運送会社の多くは、儲かって笑いが止まらない状態だったのです。

そういう運送会社のドライバーが、今度一緒にやることになった社長に「この部分の汚れは、つまようじを使ったらきれいに取れますよ~」と教えてくれたらしいです。

社長は、「運送業界に10年以上いるけど、そんな部分の汚れなんて気にしたことがないし、取ろうと思ったこともない」と言っていました。

会社は高い運賃をもらっているため、ドライバーはゆったりした運行をすることができます。

ゆっくり洗車もできますので、トラックはいつもピカピカです。

それでも時間が余って暇なので、誰も気にしないような細ーい隙間を、つまようじを使ってチマチマと掃除しているということです。

儲かっている運送会社には大きく二つの特徴があるということでしたが、よく考えたら他にもありましたので、また明日書きます!

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夜間部

なるほど

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