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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

怪しいおっさんとの出会い

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ここしばらくは、サラリーマン時代から起業直後までを書きました。

その後は、このブログを最初から読めば話がつながるのですが、それまでに別の仕事をやっていたことを思い出しました。

ただ、前後関係は思い出せません・・・。

それはいいとして、その別の仕事について書いてみたいと思います。

ネットワークビジネスをやっている時に、保険外交員から一人のおっさんを紹介してもらいました。

何やらいろんな商売の経験があるということで、それならネットワークビジネスもピッタリだろうと思ったのですが、話は聞きに来てくれたものの、話の途中で終わってしまいました。

最初はジーっと聞いてくれていたのですが、ちょっと簡単な質問をした途端に相手のペースになりました。

「そんなもん、ワシには興味もないわい!」と言わんばかりの話でしたので、それ以上話をしても意味がないことは明白だったのです。

その話というか自信に圧倒された感じでしたね。

私らはネットワークビジネス組織の一員であるのに対し、その人はバリバリに商売をやっているわけですから当然です。

世間知らずの私からすれば、「商売をやりながらネットワークビジネスもやったら儲かるのに」という自分勝手な感覚でしたが、そんなことは論外ということですね。

そんなレベルのものは、やる必要がないということです。

ちなみに、私が起業してから何度かネットワークビジネスの誘いがありました。

従業員もいてバリバリに事業をやっている時代ですので、ネットワークビジネスはままごとに思え、それを一生懸命やっていた頃の自分はガキだったという感覚です。

付き合いでしかたなく話を聞きに行ったこともありましたが、どんな魅力的な話をされても、1ミリも心は動きませんでした。

そこに集まっている人たちはガキに見えましたね。

ということで、その人は後の私が経験するのと同じ状態だったということです。

その時は何とか勧誘しようと必死でしたが、今思うと笑えてきます。(笑)

その数日後、そのおっさんの事務所で会うことになりました。

名刺の住所に行ってみると、きれいな会社の事務所らしき建物はあるのですが、看板も何もありませんので、そこでいいのかわかりませんでした。

よく考えれば、その人が何をやっているのか聞いていませんでした。(笑)

会社の建物か何かもわからず、活動している気配がない怪しい事務所でしたが、場所はそこで合っていました。

中に入ってみると、より疑問がわきました。

会社の事務所になっているのはわかるのですが、広い建物に似合わない事務機材しかなかったので、めちゃくちゃ怪しく見えたのです。

同時に、「このおっさんは何者なんだ?何をやっているんだ?」と興味も湧きましたね。

さらに、話を聞いても何をやっているのかよくわかりませんでした。(笑)

いろんなことをやっているのはわかったのですが、結局は何がなんだかよくわからずに話が終わりました。

ともかく後日、別の事務所に行くことになりましたので、その日は良しとしました。

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