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事業アドバイザーとして活動する以前は、会社の経営者として様々な事業を立ち上げていました。その時代の失敗談、成功談から最近の事業アドバイス事例、改善事例など、事業繁栄のヒントになる実体験を書きます。

候補者を見分けるには

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昨日は滋賀県知事選挙がありましたので、私も雨の中、投票に行ってきました。

選挙前から接戦が予想されていて、実際にその通りになったようです。
最終的には知名度と最近の自民党の動きが勝敗を分けたのでしょうか。

何にしても選挙で選ばれた知事ですので、県政に集中して頑張ってほしいものです。
間違っても誰かにそそのかされて、訳の分からない国政の新党を立ち上げたり、変なことはしないでほしいものです。(笑)

そういえば、最近はセクハラやじを飛ばしたり、狂ったような会見をする議員がマスコミに登場しています。

議員以前に人として疑問がありますが、選挙で選ばれた人たちなんですよね・・・。

こういう人に投票した多くの人は「しまった、こんな人とは思わなかった・・・」と思っているでしょうが、人を見抜く目が不足していたと言えますね。

でも、「私はセクハラやじを飛ばしても、私じゃありませんと知らん顔をしますよ~」とか、「不正に経費を使い倒して、バレたらわめき散らしますよ!」とは間違っても言いません。

それどころか選挙期間中は非の打ち所のない政策を打ち出して、誰に対しても腰が低く、満面の笑みを浮かべていますので、欠点とかは見えません。

それでも誰かに投票しなければなりませんので、上っ面だけの情報や見た目だけで判断して、後で「しまった!失敗した!」となることも少なくありません。

こういう間違いを防ぐには、正しい情報、生の情報を取り入れる必要があります。
表には出てこない情報、仮面の下の素顔を見るということですね。(笑)

この場合は候補者に直接聞いてもわかりませんし、そんな機会はないと思いますので、一例として候補者の周辺の人や関係者などに聞いてみるといいでしょう。

うわさ話とか又聞きは、その時点で情報がねじ曲がっているかもしれませんので、あくまでも直接関係している人に聞くことですね。

私は少し前に、知り合いの県会議員の総会に行ってきました。

表向きは定例会か報告会という名前でしたが、一番の目的は今回の選挙の候補者の紹介です。

そこでは候補者の話が聞けて人柄がわかりますし、県議や来賓の話も聞けますので、何かと参考になります。

「ここだから言いますが・・・」と、大っぴらに言えない暴露話も出てきます。

今回は来賓の議員が遅刻してきた上に勝手に早退し、来賓席で待っている間に携帯で話をするわ、遅刻してきたので手元にパンフレットがなく、候補者が話をしているのに空いてる席のパンフレットを取って読みだすわと、ものすごい醜態をさらしていました。

1年生議員ですが、当選前とは全然違って天狗になっていたのです。

先生でもないのに当選した途端に、あちこちから「先生、センセイ、センセー、しぇんしぇー!」と言われて、自分が偉いと勘違いする典型的なパターンですね。(笑)

こういう可哀想な人には、絶対に入れないという判断もできます。

これも自分で足を運んだからわかることで、家でジーっとしていても入ってこない情報です。

パンフレットやホームページには、もっともらしいことしか書いてありませんので、それだけで実際にはどんな人かを判断するのは難しいものです。

今回書いたのは一例ですが、表には出てこない情報を自分で探して判断することが必要だと思います。

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