仕事に絡んだ四方山話などを徒然にと思いつつも、読んで興味深かった本ネタが多くなりそうでもあります。

【雑感】夢のあと、夢のさき

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 2014年・ブラジルワールドカップ、グループリーグが終わり、決勝トーナメントが始まっています。今の時点でまともに観れたのは「ブラジル vs チリ」だけですが、初戦から延長&PK戦で決着との、これぞ“ワールドカップ”という試合で、眠気が吹き飛ぶくらいに魅入ってしまいました。

 残念ながら今回の日本の戦いは既に終わっていますが、、前回王者スペイン、イングランド、イタリア、ポルトガルと、優勝候補に挙げられていた国々もまた、グループリーグで姿を消しています。あらためて、ワールドカップでの1勝のなんと遠いことよと、痛感していたりも。

 ただそれは、1998年のフランスの時に既に経験していたはずで、その時から数えてまだ16年、出場回数も5回というまだまだ“新参者”に過ぎない日本、これからつきつめていける部分はいくらでもあると、そうも思います。

 例えば今回に関して言えば、日本の身上の一つでもあった高い位置からのプレスと、早くて精度の高いパスから導き出されていた“コレクティビティ”が全く機能していなかったこと。これは日本に限った話ではなく他国でも同じでしたが、この“現実”にどこまで対応できたのかというのが、明暗を分けたとそう感じていたりも。

 当然、現地の気候対策等も視野に入れていたはずで、何もしていなかったとは思いませんが、それでもここまで想定外の状況に陥ったのには何かしらの理由があるはずで、そこを次回以降にどう活かしていくのかというのは、選手はもとより、サッカー協会であり、サポーターであり、メディアであり、そしてこの次の監督にも求められていくのかな、と。

 本田選手がよく口にしている「目標はあくまで優勝すること」との言葉、結果論でさかのぼればいくらでも叩けますが、夢を実現するための第一歩はまず“言葉にすること”、そしてその勇気だと思います。できなかった時のことを考えて何も口にせず他人の尻馬に乗るだけ、、そんな存在より、よほど信頼がおけます。

 今この瞬間も“前に進んでいる”、その過程の一つに過ぎないと個人的には。この経験は決していつか大きな財産となる、なんて“100年構想”も念頭におきながら。

 一つ感じたのは、大会は“完成系”で臨むものではなく、大会中でも常に成長していかなくてはならないのかなとのこと。完成=その先の成長を否定する、なんて風にもとらえることができますから、、常に“カイゼン”していく、日本にはいい言葉がありますね。

 次回は2018年のロシア大会、気候、地質、文化、すべてを分析して、“日本にとっての最適解”を常に模索しながら進んでいきたいですね、そのために“情報”をいかに活用していくのか、なんてことを業界を変えながらも“情報サービス”を念頭に置いている一人として考えてみたいかな、なんて徒然に。

 そうそう今回の「ブラジル vs チリ戦」を観ていて思ったのは、、チリは、決して体格的に恵まれているわけではなく、日本よりチームの平均身長も低いそうです。でも、攻める時も守る時も、ブラジル相手に数的な不利を受けているといった印象はありませんでした。確か友人が言っていたのですが、日本がお手本とすべき要素がたくさん詰まっている、そんなチームだと感じました。

 身体的な不利をスピードで補う機動性、メンバーが“一つの目的に向かって”献身的に動くことでつながっていく組織力(コレクティビティ)、そして相手の“一瞬の隙”をこじ開けるかのように、高い位置でボールを奪っての瞬間の斬れ味、例えるのであれば日本刀のような、ゼロ戦のような、、ん、オシム監督の残してくれた“走れ!”との言葉をあらためて実感しています。

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