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不完全性定理を証明したクルト・ゲーデルが70年前に予見していたアメリカ合衆国の姿

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不完全性定理を証明した数学者クルト・ゲーデルは、1940年代にナチス・ドイツからの弾圧を逃れて米国へ移住しました。そのために尽力したのは物理学者アインシュタイン。

当時、米国籍を取得するには、米国の憲法に関する面接試験を受ける必要がありました。合衆国憲法を精読したゲーデルは、保証人となってくれていたアインシュタインや審査官を前に「合衆国憲法が独裁国家に合法的に移行する可能性を秘めていることを発見した」と憲法の欠陥を指摘し、周囲を慌てさせたそうです。

Wikipediaより:
https://ja.wikipedia.org/wiki/クルト・ゲーデル
《移民審査をする判事から「あなたは、独裁国家(ナチス・ドイツに併合されたオーストリア)から来られたのですね。我がアメリカ合衆国ではそのようなことは起きませんから、安心してください」と言われた際、ゲーデルは、即座に「それどころか私は、いかにしてそのようなことが起こりうるのかを証明できるのです」と答えた。そのため、その場に付き添っていたアインシュタインたちが慌てて場を取り繕うという一幕があった》

上記のエピソードは1948年頃のことです。それから約70年経った今、私達は、ゲーデルが予見した世界史的蹉跌を目撃しつつあります。

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