ばんちょ~からのお題
> 特定の誰かにオススメしたい本と、その理由を書いてくださいね。

阪大学軽音学部ジャズ学科ドラム専攻後輩のHFNM君、および同じく軽音の後輩で、
ドラマーから転じてシンガーソングライターになった森智彦君に向けて書きます。

序:
すべてのことはメッセージ

「文学」とか「音楽」とか「映画」とか、
目にうつるすべてのことはメッセージなんです。実は。

演奏にこめられたメッセージを受けとめることができないと意味がないし、
演奏にメッセージがこめられた音楽でないと意味がないと思います。
とりわけ音楽の(:やさしさに包まれた:)みなさんであれば♪なおさら。

どんなメッセージかって?
一言でいうならば、
『自由であれ!』ということだと思います。

One thing i can tell u is u got 2 b FREE♪

:::::

たとえば、宇多田ヒカルさんの『keep tryin'』という歌にも、
強引かつ明確なメッセージ=自由への誘いがこめられています。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND36801/index.html
(以下、抜粋)

歌いだしは、
「i don't care about rating」と言っているんだと思います。
歌詞カードには:「i don't care about anything」と書いてありますが。

無いものねだり(OK!)
ちょっとやそっとじゃ満足できない!
だからkeep tryin'!

大切な命!
とっても気にしぃなあなたは少しやすみなさい!

タイムイズマネー(No!)
将来国家公務員だなんて言うな夢が無いなあ(呆!)

愛情よりmoney(No!)
ダーリンがサラリーマンだっていいじゃん愛があれば!

どんぶらこっこ世の中浮き沈みが激しいなあ(呆!)
どんなときでも価値が変わらないのはただあなた!!!

Meidokan

:::::

本を読むのであれば、根源的なところで
自分ならではのメッセージのエンジンになってくれる、
そんな本を読むべきだと思います。

なにごとも強火遠火!

:::::

本題:

じゃあ、
具体的に「あの人にオススメしたい、この1冊」は何か?
それはいずれまた機会をあらためます。
(締め切りに間に合えばよいが。)

:::::

参考図書:

絶版でも図書館で読むことができるはずです。
最高にファンキーなオジサンたちが書いた本です。


・意味の変容/森敦 ISBN-13: 978-4480841421
http://www.mori-atsushi.jp/i-062.html

『しかし、ジャズは必ずしも斬新であろうとするものではない。
クラシックの精妙巧緻を粉砕して、始原をとり戻そうとするものである。
ソキソフォンに対する毀誉褒貶も、むしろサミューエルによって、
その精妙さが極度に発揮されるという矛盾から来ていたのだ。』


・風と光と二十の私と/坂口安吾 ISBN-13: 978-4061960275
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42615_21291.html

『私は性来放縦で、人の命令に服すということが性格的にできない。
私は幼稚園の時からサボることを覚えたもので、中学の頃は出席日数の半分はサボった。
教科書などは学校の机の中へ入れたまま、手ぶらで通学して休んでいたので、休んで映画を見るとか、
そんなわけではない。故郷の中学では浜の砂丘の松林にねころんで海と空をボンヤリ眺めていただけで、
別段、小説などを読んでいたわけでもない。全然ムダなことをしていたので、これは私の生涯の宿命だ。』


・言葉と悲劇/柄谷行人 ISBN-13: 978-4-476-03144-7
これは喩えれば、スタジオ盤『Fragile/Yes』『Close to the Edge/Yes』(探求I、探求II)に対する
ライブ盤『Yessongs』みたいなもんだと言えば、僕自身にはわかりやすい本(講演集)です。

『メカニズムを把握したところで世の中が一変するというのでもなく、そのような「知性」の活動において、
われわれはそのかぎりにおいてのみ「自由である」ということです。しかも、この「知性」はけっして
恣意的な意志ではありえない。なぜなら、それは「無限」の自然に根ざしているのであり、
いいかえれば、「社会的」なものから来るからです。したがってスピノザの姿勢は、
ある意味では非常に楽天的であると同時に、とても厳しい、きついものです。
スピノザがいたということは、僕を勇気づけてくれるのです。』



(未了)
JRX

Special

- PR -
コメント

コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/21950443

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

廣江 慈郎

廣江 慈郎

株式会社RioPlusパートナー

新丸の内ビル10階にある東京21cクラブを拠点に、「匠」の技術や優れた製品・サービスを有する成長企業企業を対象としたマーケティング支援を行っています。

オルタナティブ・ブログでは、既存のマーケティングとは異なる(オルタナティブな)視点に立って、「優しい消費」のあり方を考えてゆきたいと思います。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif ストレス社会との付き合い方
政府がメンタルヘルス検査の義務化を検討しています。しかしうつになった後だけではなく、なる前の予防も大切なのではないでしょうか。(5/24)

news094.gif 「思いやり経営」のススメ
産学・NPO連携の民間団体が先頃、「思いやり経営」という観点で評価した指標や企業ランキングを発表した。企業のマネジメント力を知る手立てとして注目されそうだ。(5/24)

news094.gif テレワークが労働者のマインドを変える
テレワークが普及すると、労働者の評価は従来の「時間×生産性」から「成果」へと変化する。時間や場所を自分の裁量でコントロールできる変わりに、成果を最大化するために労働をマネジメントする能力とマインドが労働者には必要になる。(5/23)

news094.gif 求む、クックパッド男子
高身長も高学歴も高収入もいらない。私が男性に求めるのは「料理の腕」だけです。(5/18)

news094.gif 37歳の常識――我々は一生学び続ける
学び続けなければ衰退するのみだ。(5/18)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

Special

- PR -

サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ